僕は慌てて
「あっ、すみません。勝手なこと言っちゃって・・・」
と反射的に謝ってしまいました。
すると先輩はすこし頬を赤らめて「ううん、そんなことないよ。N君のその気持ちすごく嬉しいよ。だって私もN君のこと好きなんだから・・・」とそっと僕の手をにぎりながら言ってくれました。先輩の突然の告白に僕は「えっ・・・、ほんとに・・・?だって・・・」と訳の分からないことを口走ってしまっていました。すると先輩はやさしく微笑みながら僕をぎゅっと抱きしめてくれました。先輩の突然の行動に僕は一瞬固まってしまいました。けれど先輩の温かさややさしさが伝わってきてしばらくの間先輩に身を委ねました。不思議とその時は恥ずかしさやエッチな気持ちは全くおきませんでした。
それから少し恥ずかしかったけれど、手を繋いで先輩の家に向かいました。先輩の言っていたとおり家には誰もいなくて、お互いの気持ちを伝え合った後ということもあり僕はなんだか急に意識してしまいました。それは先輩も同じらしく、頬が赤く染まっていました。
そして先輩に案内され先輩の部屋に通されました。中に入るとまずベッドがあったのですが、なんとそのベッドの上にきれいにたたまれた先輩のパンツとブラが・・・。先輩は顔を真っ赤にして慌てて「あっ、今朝タンスにしまうの忘れてた!」と慌ててタンスの一番下の段にしまいました。気まずさを振り払うように先輩が「N君、飲み物もって来るけど麦茶でいいかな?」と聞いてきました。僕はなるべく平静を装いながら「あっ、はい」と答えました。先輩は「うん、じゃあちょっとまっててね。あっ、私がいない間にタンスの引き出しとか開けて下着とか見ちゃだめだよ」と冗談ぽく言ってきました。僕は「えっ、そんな・・・」と動揺してしまいました。すると先輩は「冗談だって。そんな動揺しちゃってN君ってばかわ!
いんだから」と笑ったかと思うと一転して頬を赤らめ「でも、N君だったら見られてもいやじゃないよ・・・」と言い部屋を出て行きました。