風邪を引いた日 1,2,

時刻(time):2022-01-30 17:42源泉(Origin):net 著者(author):admin
「お兄ちゃん、お粥食べる?」 「つか、いい加減なんか食わねぇと死ぬぞ」 双子の妹と弟がノックも無しに部屋へ入ってくる。 いつもなら怒鳴り散らすが、今日の俺は病人だ。そ

「お兄ちゃん、お粥食べる?」

「つか、いい加減なんか食わねぇと死ぬぞ」

双子の妹と弟がノックも無しに部屋へ入ってくる。

いつもなら怒鳴り散らすが、今日の俺は病人だ。そういう訳にもいかない。

「李香、ありがと。食べるよ。李樹からの忠告もあったしな。弟に殺されたくない」

「なっ!誰も殺すとは言ってねぇよ」

必死な李樹が、今日は可愛く思えるのは、昨日のせいだろう――

コンコン。

「李香、入るぞ。いいか?」

「お兄ちゃん…いいよ……ケホ」

弱々しい声。咳込む声。
粉の風邪薬と水と体温計を片手で持ち、ドアを開ける。

「李樹はもう寝ちまってた。…たく、俺がメールに気づかなかったらどうするつもりだったんだよ」

2つ下の妹のデコを、軽く小突く。

「…あはは、どうしたんだろうね」

俺の手の薬を取り、飲み込む途中にまた咳込んだ。

「おい、大丈夫か?」

「ケホケホッ、ふぁ、多分大丈夫じゃないかも…ね、お兄ちゃん口塞いでくれない?…」

「ん?ああ」

空いてる方の手で口を塞ぐ。
塞いでる間も何度か咳込み、薬と唾が手に付いた。
後で洗おう、そう考えていると、手に違和感。

「……李香?」

「んっ…はぁ、お兄ちゃんの手、薬いっぱい付いたでしょ?だからね、李香が全部舐めてあげる」

薬と唾で汚れた手が、唾だけで汚れてく。
気持ちいい。
…嫌待て、何妹で感じてるんだ、俺は。
次第に舌は早く動き出し、妹は俺の手首を掴む。そして、手の甲まで舐めてくる。

「そんな所にまで薬付いてる筈無いだろ」

「全部舐めてあげるって言ったでしょ?」

指一本一本、丁寧に舐めてくる。
17歳の妹が、彼氏イナイ歴17年の妹が、どこでこんなテクを身につけたんだ…
そう考えずにはいられない程、気持ちよかった。
体温計を持ってる手は、力無くぶら下がっているだけだが、
舐められてる手は妹に預けられ、力無い。
今、力強いのは俺の肉棒だけだ。
舐め技だけでこんなに大きくなるのは初めてだった。
背徳感からの気持ちよさだろうか。
妹が手首を放す。

「満足したか?」

俺は体温計を置き、自分の部屋に行こうとした。
今自慰をしたらかなり気持ちよくイける気がしたから。
だから、この後の妹の言動に反応するのが、一瞬遅れてしまった。

「満足してない!お兄ちゃんも、満足してないでしょ?……ねぇ、セックスしようよ。ううん、して。私をいっぱい虐めて?ね、お兄ちゃん」

俺は妹に、ベッドに押し倒された。

妹は俺の上で、自分のパジャマを脱いでいく。
Dカップぐらいだろうか、形の良い胸を隠す物は、ヒラヒラの付いたピンクのブラのみ。
下半身も、ピンクのヒラヒラの付いたパンツのみだ。

「おい…風邪引いてるんじゃなかったのか?」

「もうとっくに治ってたもん。演技っぽく聞こえなかった?咳込み方」

全く。可愛い咳込み方だとは思ったが、演技だったとは。気付かなかった自分が悔しい。

「ねー、お兄ちゃんも脱いでよ、早く」

急かされたので仕方なく、パンツ一丁の姿になる。
仕方なくと思いつつも、肉棒はかなり反っていた。

「あはは、立ってるでしょ、凄く。妹に感じる兄ってなんなの?変態」

「てめ…虐めてとか言っておいて言葉責めかよ」

「じゃあ虐めて」

そう言うと妹は、力無くベッドに倒れ込んだ。

「誘ったのはそっちだ。後悔すんなよ」

ブラを付けたままの乳首をかじる。

「ひゃうっ」

いきなり感じてる。まさか……
妹の股間に手をやると既に濡れてる。もう少し指を突っ込んで、不安が確信に変わった。

「マジかよ…彼氏作った事無いのは知ってたが、処女だと?」

「好きな人はいるもん!…だけど、いきなりエッチされるの怖いから、だから、お兄ちゃんにやって欲しくて……私」

「嘘つけ。ホントは李樹にやって欲しかったんだろ?」

妹が泣き顔になる。股間も大洪水だ。
俺は胸の愛撫に戻る事にした。
乳首を摘んだり、乳房を揉んだり、親がいないからか妹は声を押し殺そうとなどしない。

「んっ、あっ……いや、止めないで…もっと虐めて!お兄ちゃん!!」

エロい声で室内が満たされていく。
背徳感も募るが、手も舌も止まらない。
李香のブラを外した時だった。

「何やってんだよ二人とも…」

部屋の入り口に、李樹が立っている。
李香の声に起こされたのだろう。顔が不機嫌この上無い。

「李香を虐めて済むと思ってんのか馬鹿兄貴!最低だなオイ、近親相姦なんてよ。何様だテメェ!!」

「違うの李樹!私がお兄ちゃんに虐めてって頼んだの!だから…」

「庇うんじゃねぇよ。李香はそれでいいのかよ!?」

俺の腕の中に居た李香を引っ張り出し、俺から隠すように抱いている。

「見損なったぜ馬鹿兄貴」

「別にいいけど…李香の服はこっちにある。李香を裸のまま、お前の部屋に連れて行く気か?」

譲る気は無かった。お互いに。
睨み合いの膠着状態を破ったのは、やはり李香の一言。

「李樹…立ってる。李樹もエッチしよ?」

    ------分隔线----------------------------