パパに初めて触れてもらったあの夜、17歳の体に刻まれた夢のような官能を今でも忘れない。
ママが再婚して1年くらいたった頃、真夜中近くにバスルームの前を通ると、パパの荒い息遣いとママの切ないうめき声が聞こえてきた。
曇ったガラスの向こうに、激しく腰を合わせる2人の姿がうっすらと見える。
ショックというより、変な高揚感に体がウズウズしてしまった私は、部屋に戻ってベッドに横たわり、すぐに自分で慰め始めた。
ふと、人の気配に驚いて振り返ると、バスローブを羽織ったパパが微笑みながら見下ろしている。
「ハァハァいうのが聞こえたから、熱でもあるのかと思って…」
恥ずかしくて、枕に顔をうずめている私の首筋に優しくキスをしながら、パパはウェストに置いた手をゆっくりバストへ移動させた。
「あぁ、思っていたよりいいおっぱいしてる、菜波もそういう年頃なんだね」
初めての男性の手の感触、大好きなパパのぬくもりに、ゆるゆる気持ちがとろけていく。
乳首の辺りを攻められただけで、下の方がジワジワと熱くなるのを感じた。
「ママはあと1時間位出てこないから、安心して」
そう言いながら、私の膝を外側へ少し倒し、太ももから付け根を優しく撫でた。
待ち望んでいたパパの指が、薄めのヘアをすき分けながら、秘密の唇をゆっくり開く。
「わぁ、よく濡れてるよ、ヌルヌルで気持ちいい」
蜜が溢れた花弁の間を行ったり来たりして、
蕾の部分に触れられると、他のところとは違う快感が走った。
「ここ、ここだね?」そうよパパ、そこすごく気持ちいい。
時々体がビクンとする私の反応を見ながら、パパはその部分に触れる回数を増やしていく。
指先をバイブレーションしたり、ゆっくりにしたり、たっぷりと時間をかけて愛撫してくれた。
〝自分でするよりずっといい、パパって上手〟そこが腫れていくような不思議な感覚とあまりの気持ち良さに、私は体をくねらせ、膝を震わせた。
「あぁぁぁ、はぁぁ、はぁ、だ…め、パパ…」
頭の中が真っ白になるような、何かにさらわれるような浮遊感に包まれながら、私は背中をのけぞらせていた。
「菜波は敏感なんだね、これからは、パパがしてあげるよ」
その日から、勉強を教わる晩は、パパの巧みな指で癒されるのが日課になった。