「再会・・・」   (その7)

時刻(time):2022-01-29 10:07源泉(Origin):net 著者(author):admin
この話は続きです。初めから読まれ方は「再会・・・」(その1) へ 私は腕の中のIちゃんのノースリーブの黒のワンピースの胸元のボタンをはずそうとしたけれど、情けないこ

この話は続きです。初めから読まれ方は「再会・・・」(その1)へ

私は腕の中のIちゃんのノースリーブの黒のワンピースの胸元のボタンをはずそうとしたけれど、情けないことに始めて経験するこのようなシチュエーションにすっかり上がってしまい上手くボタンを外せず手間取ってしまっていました。

するとIちゃんが
「先輩、大丈夫ですよ。私はどこへも行かないから。ゆっくり落ち着いて・・・」
とやさしく微笑みながら言ってくれました。
Iちゃんのその一言を聞いたら今までの緊張がうそのように収まり穏やかな気持ちになっていました。
私はIちゃんの髪をやさしく撫で
「ありがと。ごめんな、俺が落ち着いてなきゃいけないのに。俺なんかよりIちゃんのほうが怖さや不安が大きいのに・・・」
と言うと
「ぜんぜん怖くないって言ったらうそになるけど・・・。でも、先輩だから平気だよ・・・」
と微笑んでくれました。

そして会いちゃんと向かい合って立ち、やさしくキスをしながらワンピースのボタンを外しました。
衣擦れの音とともにワンピースは床に落ち、Iちゃんは上下白のお揃いのブラとショーツだけになりました。
黒のシックなワンピースと対照的な、赤いリボンと白のフリルがアクセントとして付いたIちゃんの下着姿に私は釘付けになってしまいました。
Iちゃんは
「や、やっぱり子供っぽいですよね。ただでさえ幼児体型なのに白に赤いリボンとフリルなんて・・・」
と恥ずかしさをごまかすように早口で言いました。
私は
「ううん。気の利いた言葉でとか上手く言えないけど・・・。今のIちゃん本当にかわいいよ」
とやさしく抱きしめました。

そして私から先にシャワーを浴びることに。
シャワーを浴び終えバスタオルを腰に巻いて部屋に戻ると落ち着かない様子で待っていたIちゃんと目が合いました。
Iちゃんは頬を赤く染めながら
「じゃ、じゃあ私もシャワー浴びてきますね」
と部屋を出て行きました。
待っている間、Iちゃんとこういうところにいると言うのが信じられなくて
「夢じゃないよな・・・」
とありきたりなことを考えてしまっていました。
けれどシャワールームから聞こえてくる水音が夢ではないことを物語っていました。
黙って水音を聞いているとどうしてもシャワーを浴びているIちゃんの姿を想像してしまい、私のモノは固くなりへそのところまで反り返る勢いで上を向いてしまっていました。
やがて水音が止み、しばらくしてバスタオルを巻いたIちゃんが下を向きながら出てきました。
恥ずかしさとシャワーのお湯で上気した顔。
白い細く伸びた手足。
衝撃の光景に釘付けになり言葉を失ってしまいました。
お互い向き合ったまましばらく固まっていました。
やがてIちゃんが
「せ、先輩、そんなじっと見つめられたら・・・」
と沈黙を破り、私が
「あっ、ごめん・・・。あんまりきれいだったから・・・」
と思わずストレートに言ってしまうとIちゃんは今まで以上に顔を赤くさせて俯いてしまいました。

つづく
「再会…」(その8)へ

    ------分隔线----------------------------