この話は続きです。はじめから読まれる方は「アブナイ義妹」へ
はるか遠くの方から女性の喘ぎ声が聞こえる。朦朧とした意識をその声のほうに集中させる。そうだ私はたった今、義理の妹達の手によって女同士のSEXを体験したんだ。そしてあまりの気持ち良さに意識が遠のいてしまったんだ。
決して犯されたわけではなかった。
むしろ、抵抗してても心の奥底ではこうなることを望んでいたのではないか。秀樹に対する罪悪感はあるがそれよりも、レズという、世間から見れば決して認められている訳ではない世界に自分がはまるのを恐れていただけではないのだろうか。実際に彼女達が与えてくれたものは私の想像(期待?)を遥かに超えた。意識が
はっきりしだしてくると今の状況がわかってきた。
「あん、いきそう。いってもいい?」
「麻紀も。一緒にいこう、いい、いいいくうう」
麻紀ちゃんと絵美ちゃんがソファの横で股間同士を合わせて腰を振っていた。そして同時に逝ったのか二人とも暫くグッタリとなり動かなかった。
「あら、義姉さん。気がついてたの?変なところ見られちゃったわね。と言っても今更隠すこともないけど」
「実は私達姉妹、昔からこうやってレズってるの。良子お義姉ちゃんも気持ちよかった?これで三姉妹で秘密の仲間になれたね」
「・・・」
私はなんと言っていいかわからなかった。まだ心の整理がついていなかった。こんな秘密を抱えて、これから夫婦生活を送る自信がなかった。
なにより自分自身の気持ちがまだつかめないでいた。私の心の中を察してか、絵美ちゃんが意味深な笑顔で誘ってきた。
「そうね。義姉さんにはもっと私達のことをわかってもらいましょ。続きは2階の義姉さんの部屋で。本当の夜はこれからよ。さあ、義姉さん、立てる?」
私は、絵美ちゃんに抱きかかえられる様に立たされ、2階の私の部屋へと連れていかれた。
「さあ、麻紀。義姉さんの期待に応えてあげて」
「うふふ。麻紀が良子お義姉ちゃんをこの世の天国に連れてってあげる。そしたらお義姉ちゃん、変わるかもよ」
それから数時間後には、いつもは秀樹に抱かれているダブルベッドの上で、私はシーツを乱して、はしたない言葉を何度も大声で叫び、歓喜の涙を
流しながら人生観が変わるほどのエクスタシーの渦の中、別の女へと義妹達に塗り替えられていった。
つづく「アブナイ義妹9」へ