この話はつづきです。はじめから読まれる方は「魔性の転校生 」へ 照美は翌日から藤子を避けるようになった。休み時間になると、教室から出て一人どこかへ消えていく。放課後
この話はつづきです。はじめから読まれる方は「魔性の転校生」へ
照美は翌日から藤子を避けるようになった。休み時間になると、教室から出て一人どこかへ消えていく。放課後も用事があるからとサッサと一人で帰っていく。藤子は照美と会えずに2週間が過ぎた。
理由はわからない、けれど明らかに自分を避けている。藤子の不安と寂しさは日々募り限界を迎えていた。(今日こそは会おう。会って理由を聞こう。もしどうしても会ってくれないなら、今日で終わりにしよう)照美の携帯にかけてみた。
「先輩。ごめんなさい。今日も用事があって早く帰らなきゃいけないの。また今度電話する」
「待って、照美。何があったの?それだけでも教えて。どうして避けるの?私達もう2週間近く会ってないのよ」
「ごめんなさい。今は言いたくないの。本当ごめんなさい」
「わかったわ。辛いけど照美、別れましょう」
「えっそんな。でも、でも仕方ないわよね。私が悪いんだもの。一方的に会わなかったら、やっぱ怒るよね。本当にごめんなさい。でも愛してる」
「さよなら」
「さよなら藤子先輩」
そのまま携帯を切った。
もう二人とも涙が止まらなかった。
山田美羽のクラスは1年C組。そのクラスの担任は英語の大川静江、29才独身だ。小柄でショートカットの美人である。
バレー部の顧問もしているが、経験は無い。最近学校で妙な噂が囁かれ始めた。大川先生がレズビアンで山田美羽に気があるというのだ。確かに美羽と接するときは妙に明るく、親切すぎる感じがした。反対に美羽に群がるとりまき達には必要以上にきつくあたる感じがする。中には誰が言ったのか、体育の時間、教室で大川先生が美羽の制服のスカートを抱きしめていたなんて話も出たりする。当然これらの噂は美羽の耳にも入っていた。当の大川だけが知らないのだ。クラスではいつ美羽と大川先生が引っ付くか、その話題で盛り上がっていた。ところが実際は大川はノンケである。将来結婚を誓い合った彼氏もいる。美羽に対して優しいのは、ただ単に転校してきたばかりで、不安だらけだろうからとの気遣いだけである。
とりまきに厳しいのは、自分のクラスに違う学年や違うクラスの娘が大勢来て騒ぎ立てるからだ。単なるデマだったのである。
その日までは。
その日、美羽は急に気分が悪くなり、保健室で休むことにした。大分落ち着いてきた頃、ノックがした。大川だった。
「どう、気分は?大分良くなった?」
「はい、おかげさまで。それよりいいんですか?今は確か先生の授業がある時間では」
「いいのよ。自習にしたから。山田さんこそ私に何かしてほしいんじゃないの?」
「えっ?あ、はい」
「何?」
「先生は好きな人とかいるんですか?」
「いきなり何?そんな質問はノーコメント。どうしてそんなこと知りたいの?」
「実は私、好きな人がいるんです。とっても素敵な人」
「あら、教師としては恋愛に入れ込むのはあまり感心しないわね。けど、人としてはそれはとっても素晴らしい事だわ。その人はどんな人?その人も山田さんのことを好きなの?」
「たぶん。だって私の好きな人は先生よ」
美羽はいきなり起き上がり大川静江にキスをした。静江は突然のことで何が起こったのか暫くわからなかった。
「ちょっ、ちょっと待って」
ようやく、誰が何をしたのか理解できるようになり、美羽を引き離した。しかし何も言わせないとばかりに、美羽は再び静江の唇を濃厚なキスで塞いだ。
「んんんんっ」
(やだ、この娘なんてキスするの。頭がボーとしてきちゃう。どうしよう)
長いキスだった。静江はそのやわらかい舌と唇で翻弄されていた。身体からは力が抜けて考える気力も無くなっていく。
(ああ、こんな上手なキスは初めて。なんだか流されてしまいそう)
既に美羽はキスをしながら静江のブラウスのボタンを外し、胸にブラジャーの上から手をかけている。ようやく唇を離した
美羽は今度は静江の耳に舌を這わせる。
「あん」
耳は静江の弱点の一つだった。耳を巧みにしゃぶりながら美羽は囁いた。
「大川先生、大好きです。だから先生のおっぱい見せて」
「あん、やだ。恥ずかしい。はあ~」
フロントホックのブラジャーが外され、上向きの形のよいオッパイが現われた。
「すごい綺麗。先生舐めてもいいですか」
美羽は返事を聞く前に胸に舌を這わせた。
「あ~ん、だめぇ、こんな、こんなこといけないわ」
口でだめと言っていても、静江はもう既に抵抗しなかった。このセリフは単なる言い訳の自己防衛なのだと、美羽は
知っていた。ピンと上に立った乳首を羽毛で掃くように舐めながら静江の股間に手を伸ばして最後に聞いてみた。
「先生、気持ちいいですか?最後に逝かせてあげましょうか?」
「・・・」
「じゃあ、誰か来るといけないので、もう止めますか?」
「まっ、待って。お願い山田さん、いっ逝かせて」
「わかりました。先生のリクエスト通り私の指で思いっきり逝かせてあげるね。大声が出ないように、はい、先生のパンティ口に詰めといてね」
美羽は静江のパンティを脱がし、丸めて静江の口に押し込んだ。そしてもう既に濡れ濡れになったおま〇こに2本の指を突き立てゆっくりと沈めていった。
「はああああ~」
「先生を天国に連れてってあげる」
美羽は指で淫壺をかき回した。速く、器用に。
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ
「んぐあああああ~」
音にならない叫び声で静江は一気にエクスタシーに達した。最高だった。
「先生、今度の土曜日残念ながら両親はいないんだけど、初めての家庭訪問に来てよ。そこで私の生活ぶりをたっぷり体験してね。精一杯歓迎しますから」
静江はコクリと頷き目を閉じた。
それから暫くしてから服を整え、恥ずかしそうにそそくさと保健室を出ていった。
次の土曜日、美羽の家の玄関の前でベルを押すのを躊躇いながら、暫くそのまま立ち尽くしている静江がいた。この
1時間後、彼女は29年の人生で初めての失神をしていた。
つづく「魔性の転校生5」へ