この作品は続きです。はじめから読まれる方は「壁」へ
このところ私達はさかりのついたメス猫のように愛し合っている。
お互いのアパートに入り浸りほぼ毎晩抱き合っている。
自分でもこんなに性に対して貪欲だったとは思わなかった。
どちらかというと自分は淡白で、一美のほうが性欲が強いと思っていた。なのに積極的に求めていくのはほとんど私のほうだ。ある時などは会社のトイレで人影を気にしながら、キスしたり愛撫しあったりした。
「や~ん。誰か入ってきちゃったらどうするのよ。」
「大丈夫。声を潜めてすれば、ばれないって。」
そう言いながら、私は一美のストッキングとパンティを一気にずり降ろしクリトリスを手の平で刺激する。
「・・・。」
一美も私のパンティの中に手をいれ、お○○こを掻き回す。
その時、女子トイレの扉が開く音がし、数名のOLが入ってきた。咄嗟に私は一美にキスして唇を塞いだ。声が漏れるのが怖かったからだ。それでもお互いお○○こへの愛撫を止めない。声が出そうなのに必死で我慢し、OL達が出ていくまでの間に私達は絶頂へと達した。誰が想像できるだろう。会社の中で、仕事中に二人のOLがレズってエクスタシーを感じているなんて。そう考えるだけで私は背徳の快感に歓喜した。
もう一つ自分でも意外に思ったことがある。最近私は、自分が逝かせてもらうよりも一美を逝かせてあげたときのほうが、より一層興奮を覚えるようになってきたのだ。一美の男好きするようなナイスバディをこの手で、この口で好きなように味わえることに異常に燃える。一美は感度がいいから、期待通りの反応を示しながらうらめしそうに私を見る。この感覚がたまらないのだ。何か自分がエロおやじ化していってるようで悲しくなったりもするが、一美も満更ではない様子。この間は通販で購入したピンクローターとバイブで疲れ果てるまで責め、後で一美に怒られたけど。私はいわゆるレズでいうタチよりなんだろうなと最近は確信している。一美は逆で快感を与えてもらうことに貪欲でネコよりなんだと思う。お互いの相!
もばっちりで本当に幸せを感じていた。
<続く>
つづく「壁3」へ