西暦2060年日本は少子化がかなり深刻なっており、男性より女性の人口が圧倒的に多い。日本は一夫多妻制度を導入。結婚できる年齢を女性は14才、男性は16才からとなっている。14~17才で出産すると国と市町村から出産祝い金が支給される。
そんな世の中になっていて私(亮一)は、現在20才で2年前に結婚し妻(裕美18才)が1人と2才の子供がいる。ある日父親から連絡があり結婚話しがあるとの事で実家に行くと1人の女の子が来ていた。
『亮一よく来たなぁ。こちらのお嬢さんはお父さんの友人の近藤さんの娘さん雅美さんだ。まだ13才だがあと半年後に14才だ。』
『初めまして。雅美です。よろしくお願いします。』
身長は150センチあるかないかぐらいの小柄な体で白い綺麗な肌をしていた。一目見て雅美さんを気にいってしまった。
『あぁぁこちらこそよろしく。』
別室で雅美さんと2人で3時間程度話しをした。
『亮一どうだ。以前からこんな女の子を探していただろう。どうだ。』
『あぁ 凄くいいよ気に入ったよ』
『じゃぁよかった。今夜駅前のホテルを予約しておくから2人でゆっくりしてきなさい。』
この時代はどちらかというとお見合いでの結婚の方が増えている。そして、お見合いの場合は気に入ればその日にホテルで1晩共に過ごすのが一般的だ。
つづく
「50年後の未来から2」へ