騙し・・・(1)

時刻(time):2022-03-10 20:43源泉(Origin):net 著者(author):admin
私は学生時代に、高収入と興味本位に惹かれてAVのモデルを何回かやりました。何回か出た後に最後に撮影したのがSM調教物のAVでした。童顔で小柄の私は、女子校生の格好

私は学生時代に、高収入と興味本位に惹かれてAVのモデルを何回かやりました。何回か出た後に最後に撮影したのがSM調教物のAVでした。童顔で小柄の私は、女子校生の格好での撮影が多かったのですが、最後の撮影も女子校生物でした・・・・・

「えっ?社長、今なんて言ったの?」
「女子校生調教シリーズって言ったんだ。その第一弾だって。」社長の嶋が言う。社長といっても小さな事務所だ。モデルも4人しかいない。社長もマネージャー兼といった感じであった。私、立花みゆきは一番新人のモデルだった。でも一番売れっ子でもあったけど。
「それって、ひょっとしてSM物でしょう?私、SMなんかやったことないし・・・。」
「大丈夫だって。それにこのシリーズ第一弾で、あそこのレーベルが本腰入れてるんだ。なんとか話題を作って、超人気シリーズにしたいって。だからそれに出演してくれれば、みゆきちゃん、君を今後一押しで使ってくれるって。ゆくゆくはレーベルの顔としてアイドル的に使いたいって言ってたよ。」
「でも・・・・・SMって痛いんでしょう?私、不安だわ。」
「なあに・・・・少しくらい痛いかもしれないけど、あんなのほとんど演技さ。ある意味、多少痛がってきゃーきゃー言ってればいいんだから今までのより簡単だよ。」
「怖いこととかないの?」
「大丈夫。心配ない。それにこの話はみゆきちゃんにとってもチャンスだ。」
「それはそうだけど・・・・・。」
「じゃあ決まりだ。いいよね。」
私は社長の勢いに半ば押された感じでOKしてしまった。
「撮影は明後日。いつものビルの所からロケバスが出るから、それに乗って。朝7時。ちょっと早いけど間に合うよね。」
「はい。わかりました。」

撮影当日。ロケバスの前に行くと撮影スタッフの人が用意していた。
「おはようございます。」
「あ、おはようみゆきちゃん、今日はよろしくね。」何回か撮影してくれた監督さんだった。見慣れた人の顔を見て、私は少しほっとした。監督さんが続けて言う。
「みゆきちゃん、SM初めてなんだって?プライベートでもしたことないの?」
「ええ、、、だから今日は少し不安なんです。」
「なあに。少しは辛いかもしれないけどみゆきちゃんなら大丈夫さ。あ、、、そうそう社長の嶋さん、昨日の夜他の子の現場でトラブルがあって、今日そっちに向かってるってさっき連絡があったよ。みゆきちゃん頑張ってって言ってた。」
「えっ?社長、今日来れないんだ・・・・・。」
「なにかまずいことでも?」
「いえ・・・・でも今日はついて来てくれるって言ってたから・・・・・。」
「はは・・・・。大丈夫さ。さあ、ロケバスに乗って。」
「はい。」

ロケバスは高速道路に入り、海岸線の道へと抜けていく。かなり遠い。もう1時間以上走っている。
(だから朝7時集合だったのね。)窓の外の景色を眺めながら私は思った。目の前に太平洋が広がっている。道路の行き先案内板を見ると、どうやら千葉の外房の海らしかった。私には初めての場所だ。バスが右折して山間の道に入る。大きなお寺の敷地に入っていく。かなり古ぼけたお寺ではあるが、、、、。
「さあ、着いたよ。皆降りて。準備だ。」私が降りようとすると、監督は私に話しかけてきた。
「みゆきちゃん、こっち来て。今日はね、、、僕は撮影監督なんだ。今日の撮影は出演男優兼調教師の先生の指示で行われる。」
「え?・・・・そうなんですか?なんだか怖いな。」
「平気だよ。調教師としても有名なプロでさ。人気があるんだ。今回のシリーズは、その先生のAV本格参戦シリーズ化の第一作なんだ。だからどうしても成功させたくて、嶋さんに無理言ってみゆきちゃんに頼んだのさ。」
「そうなんだ。」
「だから今日頑張って。じゃあ、これに着替えてね。」手渡された服はブレザーとシャツ。チェックのミニスカート。女子校生の格好だった。着替え終わるとスチールカメラマンの人が来て、ジャケット用に何枚か撮るというので、ポーズを取っていると、監督が男の人を連れてきた。
(この人が調教師とかいう人なのかな?)
「みゆきちゃん、このひとはね、縄師の人。縛り専門なんだ。とりあえず両手縛ってから撮影に入るから。」
「あ、、、、は、はい、、、、。」縄師とかいう人が私に話しかけてきた。
「じゃあ、基本の後ろ手胸縄で縛りますので両手を後ろに回してもらえますか?」
「は、はい。こうですか?」両手を後ろに回すと、ロープをスルスルと胸の前と後ろをいったりきたりさせながら私の両手をぎっちりと後ろで縛ってしまった。ロープが乳房の上下に少し食い込むようになってるせいか、両手はビクともしない。
「縛り終わったら本堂の方へ連れて来てください。調教師の先生がお待ちです。」私は本堂へと連れて行かれた。だいぶ古ぼけた壁と所々破れた障子。広い本堂の真ん中に作務衣を来た60歳前後の男が一人立っていた。
「ほう・・・・この子が・・・・なかなかかわいい。本物の女子校生にしかみえない。」後ろ手に縛られた私の全身を舐めるように男の視線がまとわりつく。監督が言った。
「ええ・・・今、人気上昇中の女子校生物では一番人気の立花みゆきちゃんですから。」
「よくまあ、、、こんなかわいい子を、、、事務所がOKしたね。私の残酷SMシリーズ第一作の生贄みたいなものなのに。」
「えっ?残酷?生贄って??」
「この子何も聞いてないのかな?」
「みゆきちゃんの事務所の社長に大金つかませましたから。あの社長、資金繰りに苦労してましたし。今頃、大金持ってトンズラしてますよ。」
「な、何?大金?トンズラ?」
「悪いね。みゆきちゃん。このシリーズ、女優さんを本当に残酷に責めて、その本当の泣き声と表情が売りなんだ。だから普通にオファーしても誰も受けてくれない。君は社長さんに売られたようなもんさ。」
「そんな。そんな話、ウソでしょ!」
「ウソかどうか試してみようか・・・・・。」調教師の男が立ち上がって私に近づいてきた。

(つづく)

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