私には、三年前から付き合っている人がいます。
ノロケになるけど、彼はとても頭が良く、運動もそこそこ出来ます。そして、優しい性格です。
それはもう、優し過ぎるくらい。
中3の秋から付き合い始めて、高3の秋の今まで、Hしたことがありません。
「んっ……ぁ、は、はぁ……」
今日も虚しく、彼を想ってのオナニー。
彼の目を塞いで、手足を拘束して、顔面騎乗して、足コキして…
私はどうもS願望があるらしく、高2くらいから、ずっとこういうことを考えながらオナニーしてました。
「私…なに、してんだろっ……あ、明日、はぁ、…んっ、デート、なの、にぃ……ッ!」
程よい疲労感と共に、私は眠りにつきました。
「あ、今回は僕の方が遅かったか」
「これで俊也の方が、遅れ回数多くなったね(笑)」
「約束の時間より5分早かったんだからいいだろ?
それじゃあ、行くか」
今日のデートは、水族館。
魚好きな彼のお気に入りの場所。
薄暗い中、手を繋いで寄り添いながら歩く。
土曜日だというのに、周りに人はほとんどいない。
館内を一回りしたところで、彼の様子がおかしくなった。
「どうしたの?」
「う、あの…
ちょっと着いてきてっ!」
「ふぇっ!?」
引っ張られて着いた先は…
「トイレ?」
外で待とうと、壁に寄り掛かろうとした。
しかし、まだ引っ張られる。
「ちょ、俊也、ここ男子トイレっ…」
返事が無い。
そのまま個室に押し込まれた。
「なんなの?俊也…」
「あー…、その、
ねぇ、僕のことホントに好き?」
「ん?大好きだよ?」
「こういうことされても?」
初めてのキス。
それはディープキスだった。
お互い下手くそだったけど、凄く気持ち良かった。
「ずっと…やりたかったけど、
嫌われるかなって思って…」
「そんなこと無いよ。私もずっと、H、したかったから!」
言い終わると同時に俊也を押し倒す。
「Tシャツ、脱いで」
私の言葉に従い、私の下で、彼は脱いだ。
そのTシャツで、彼の手を拘束する。ネットで見て、何回も練習したから、すんなりできた。
「これ、解いたらダメだからね?」
彼から誘ってきたHだけど、完全に私のリードでした。