海が望める露天風呂付きの離れ、仕事で忙殺された自分へのご褒美で、少し贅沢なお部屋を予約しました。
朝食夕食ともに部屋食というのが、女性の一人旅にはありがたいサービスです。
それだけでなく、オプションでルームアテンダントを付けてもらえるということで、興味本位から男性のアテンダントさんをお願いしました。
早速、若手俳優風のイケメンアテンダントが現れ手荷物を持って、部屋まで案内してくれました。
フロントで渡されたサービスメニューをよく見ると「お背中流し」とか「スペシャルヒーリング」というとても気になる言葉が目に飛び込んできます。
〝こんなイケメンさんが、いったいどんなこと…〟
想像するだけで、ドキドキしてしまいます。
部屋に入ると、海側の扉が開け放たれ、すぐに露天風呂が使えるよう準備されていました。
「お疲れでしょうから、お背中お流ししましょうか?」
〝えっ、もう?〟何だか戸惑いましたが、結局お願いすることにしてしまったのです。
まず服を脱がせてくれて、ハンガーに掛けてからブラのホックまではずしてくれます。
そうされるうちお姫様気分になり、恥ずかしげもなく全裸のまま、露天風呂の方へ連れて行かれました。
「お風呂のふちに腰掛けるようにして、脚だけお湯に入れてください」
言われたと通りにすると、ボディーソープを泡立てた手のひらで、直に背中を洗い始めました。
背中から肩や腕へ、腰から太腿へと滑らかに手が移動していきます。
〝背中だけじゃないのね〟期待が膨らみます。
「よろしければ、前の方も洗いましょうか?」
見透かしたように囁かれ、うなずいてしまいました。
泡泡の手がウエストのあたりからお腹へ、そしておっぱいの下まで移動して来ました。