この話は続きです。はじめから読まれる方は「優しい背中 」へ 「!・・・・」 (言ってしまった。もうだめ。きっと嫌われる。気持ち悪がられるにちがいない) 瞳さんは何が起こ
この話は続きです。はじめから読まれる方は「優しい背中」へ
「!・・・・」
(言ってしまった。もうだめ。きっと嫌われる。気持ち悪がられるにちがいない)
瞳さんは何が起こったのか理解できないといったふうにキョトンとしている。
「初めて会った時からずっとずっと瞳さんが好きでした。私のこと嫌いですか」
私はもう泣きながら想いのたけをぶつけた。
「私なら絶対に瞳さんを泣かしたりなんかしない。瞳さんを誰よりも大切にする。だから、だから泣かないでください」
私の顔はもうくしゃくしゃになっていたんだろう。涙はボロボロこぼれ、鼻水は垂れ、口元は歪んでいた。
それを見て瞳さんは手で涙を拭い、落ち着いたように(はあ-)と深呼吸をした。そしてにっこり笑って
「もしかして、それって愛の告白?」
私はただ頷いた。
「ふふ、なんかあまりに突然でなんて言ったらいいのかわからないわ。でも、悪い気はしないわよ。ありがとう。こんな私を3年も想い続けてくれて。きっと辛かったでしょうに」
そう言って私の顔をティッシュで拭ってくれた。
「可奈ちゃんは男としたことはある?」
私は首を横に振った。
「そうよね。いわゆる可奈ちゃんはレズビアンなの?」
今度は首を縦に振った。
「そっかあ。ちょっとお姉さんびっくり。でも違うのよ。私、レズの人に偏見はないのよ。可奈ちゃんは可奈ちゃんだもの」
私もその頃にはだいぶん落ち着いてきた。そして改めて告白した。
「瞳さんのこと、初めて会った時から好きになったの。今はもっと好きでどうしようもないの。瞳さんは私のことどう思っていますか?」
「私も可奈ちゃんのこと好きよ。でもやっぱり恋愛の好きとは違うわ。実の妹みたいに思ってる」
「それでもいいです。だから嫌わないで。傍にいさせて。そして今晩だけ、今晩だけ抱いてください」
私は想いをぶつけるように瞳さんに抱きついた。
「可奈ちゃん・・・。困ったわね。そんなに私のこと想ってくれてたのなら・・・。私も人肌が恋しいし、今晩だけ一緒のふとんの中で裸で抱き合いましょう。私はレズじゃないからそれが可奈ちゃんにしてあげれる精一杯のこと」
「はい。ありがとう、瞳さん」
私達は裸になった。初めて見る瞳さんの体は想像以上に美しかった。
「すごくきれい、瞳さん」
「あまり見ないで、恥ずかしいから」
「ううん、これが大人の女性の体なのかあ。確かに男はほっとかないよ」
「こら、大人をからかうなって言ってるでしょ」
「ははは」
ふとんに入り抱き合った。華奢な背中とは正反対にボリュームのあるオッパイが私の胸を押しつぶす。抱き心地抜群だ。改めて大人の女性を感じた。夢のようだった。瞳さんは恥ずかしいのか顔を背けている。
「瞳さん、こっちを向いて」
「いや、恥ずかしい」
耳が真っ赤だ。思わずふぅっと息を吹きかけてみた。
「あん。こら」
(かわいい声で鳴くんだなあ)
「ねえ、キスして。キスぐらいならいいでしょ。友達同士でもするよ」
「・・・・ちょっとだけよ」
瞳さんがそーっとこちらを向いた。
ちゅっ、ちゅっ、んちゅうー
舌を入れてみる。NGではないようだ。瞳さんも舌を絡めてきた。夢中で舌を吸った。
ぶちゅ、ぶちゅうー、れろろ
濃厚なキスだった。いつしか瞳さんが上になり瞳さんの柔らかい唇から涎がこぼれそうになるまでキスを堪能した。私の両手は自由になり、瞳さんの背中を官能的に撫で回す。
瞳さんは時折ピクっとなり体をくねらす。それが逆におっぱい同士を擦らせ乳首が立ってきてるのがわかった。私はさらに下から乳首と乳首が当たるように体をくねらせ刺激を
加えていく。
「あん、だめ」
瞳さんが唇を離し仰け反り、かわいい声で喘いだ。瞳さんの長い髪がふぁさっと私の顔を撫でる。その声で私はさらに欲情して堪らず首筋に舌を這わした。
「あん、はあ~、こっこらあ、だめだって。約束が違うう」
私はもう止まらなかった。
「大丈夫。まかせて。悪いようにはしないから」
私はさらに体をずらして舌を這わせロケットのようなオッパイに到達した。勃起した乳首を口に含み舌で転がすとひと際甲高い声で瞳さんが喘いだ。
「あああ~ん、あん、ああん、いやっ、はあ、はあ」
瞳さんは上半身を両手で支え仰け反っている。乳首に優しくキスしながら、右手でおっぱいを揉み、左手をお尻の方から股間に這わす。そこはすでに濡れていた。
「いや、そこはだめっ、可奈ちゃんもうやめて~。これ以上は無理」
瞳さんは片手で私の手を制しようとした。
「でも瞳さん、ここはそう言ってませんよ。ほらこんなに濡れてるわ」
くちゅくちゅくちゅ
わざと聞こえるようにおまんこを掻き回した。
「ああ~、いやあ~、恥ずかしいからやめてぇ~」
「でも気持ちいいんでしょ。おまんこが指に吸い付いてくるようよ。ほら、ここ感じるでしょ」
「ひぃ---」
瞳さんは息詰まったような声を上げ、まず一回絶頂に達した。
「ふう-、どうでした?満足しました?瞳さん、怒ってません?私我慢できなくて」
「はあ、はあ、はあ、恥ずかしい。穴があったら入りたい。まさか可奈ちゃんがこんなに上手いなんて。いったいどこで覚えたの?こんなこと」
「内緒です。ここまできたら、今晩は瞳さんを寝かせませんよ。今だけは私のものになって。もっと瞳さんの声を聞かせて」
「そ、そんなあ、あっだめ、やっ、あん、あひぃ、あああ~ん」
私は股間に顔を埋め、瞳さんのおまんこを思う存分味わっっていた。
私達は朝方まで愛し合った。瞳さんも積極的に感じてくれた。
「ああああー、すごいっあああーまたいくうーおまんこいい、いいーああああー」
獣のような声でいく瞳さんは普段からは想像出来ない。私の舌と指でこんなはしたない声をあげる瞳さんが可愛らしく思えてくる。
「彼氏のことなんか忘れさせてあげる。だからもっと感じて瞳さん。私のものになって」
「もう堪忍してえー、あ~んだめぇー、可奈ちゃん、死ぬうー、死んじゃうー」
私達は疲れ果て眠りについた。
目が覚めると既に瞳さんが起きていた。
「おはよう」
「あっおはよう、瞳さん。あの、昨夜はごめんなさい。約束やぶっちゃって」
「ほんと、頭くるよねぇ。お姉さんにあんな恥ずかしいことして」
「本当ごめんなさい。で、どうだった?私、上手くできた?瞳さんを満足させられた?それともやっぱり彼氏ほど満足させられなかった?」
「本当いやな娘だねぇ。わかってるくせに、どうしても私の口から言わせたいの?とっても良かったです。満足しました。ついでに厚志なんか比べ物にならないくらいすごかったです。これで満足した?」
「へへへ」
私はにっこり笑った。
「まだまだ子供だと思っていたのに、女性を喜ばすテクニックは大人顔負けだねえ。高校生の可奈ちゃん相手にあんなに乱れちゃって、あー恥ずかしい。私あんな声だしたの初めてよ」
「よかった。喜んでもらえて。これで瞳さん、私の恋人になったんだよね」
「・・・今晩また泊まれない?」
「うん、泊まる」
私は人生最高の日だと思った。
-つづく-
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