この話は続きです。はじめから読まれる方は「優美子のカマレズ日記」へ
3人でソファーに座ってお茶を飲んでいると,玲奈の天然に少し気を許した圭子‥
「お姉さまのタイプって,圭子さんみたいな人なんだ‥わかるけど悔しい‥」
「そ。だから玲奈は諦めてね。」
「私と圭子さんじゃまるっきり違うもんなぁ‥お姉さまね‥私がどんなに好きって言っても適当に流すだけで真剣になってくれないんですよ。そのクセ,エッチの時は道具みたいに私の事つかって‥」
「エッチ‥?」
「あ‥お姉さまごめんなさい。しゃべり過ぎました。」
「うん‥玲奈とはセックスフレンドみたいな‥」
「でも,私良いんです。お姉さまに抱かれるだけでも。」
なんとなく気まずい雰囲気‥失敗だった‥?
「エッチって‥」
それでもセックスには興味津々の欲求不満の人妻さん‥
「お姉さま,圭子さんの時はノーマルですか?」
「え‥ノーマルって‥」
「私とエッチする時は目茶めちゃドエスで‥エッチな言葉で責められて泣かされちゃうんです。」
すでに玲奈の話術にハマってる圭子‥
「もう良いんじゃない?玲奈‥」
圭子の手を握るとじっとり汗ばんでいます。
「ごめんなさい‥しゃべり過ぎました‥」
「もっと‥」
チラッとわざとらしく私を見る玲奈‥
かなりの演技‥
圭子の手を離して玲奈に見えない角度で腰に手を回した。
「玲奈さんって,でも本当に可愛いわね。言われないと気付かなかったわ。」
「まぁね~ってそう言ってくれるのは優しい圭子さんだけよ。お姉さまなんて,全然言ってくれないんだもの‥」
さらに手を下ろして少しお尻にタッチ‥
「あ~!お姉さまズルい!なんか二人で‥」
慌てる圭子‥
玲奈って凄い間がうまくて‥感心しちゃって。
「だって圭子と今日はラブラブの日だったのに,あんたが勝手に来たんでしょ。」
ちょっと冷たい言葉で‥
「優美子さんそんな風に言ったら玲奈さんが‥」
育ちの良い圭子は私と玲奈の戦略に‥
「良いんです。私なんかお邪魔なんですよね‥帰ります‥」
なんか私も言い過ぎたかな‥って感じで‥
もちろん圭子も同じ気持ちのはず‥
「ごめんね。玲奈‥言い過ぎた‥でも3人でって訳にもいかないし‥」
圭子の顔を見ると困った顔をして見つめ返した。
「私が帰ろうか‥」
フェロモン撒き散らしの圭子の顔‥
「ダメ‥圭子も帰らないで。」
頭を押さえてキスをすると慌てて離れて‥
「玲奈さんもいるのに‥」
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