この話は続きです。はじめから読まれる方は「和子という女」へ
俺はこの投稿者がどんな女なのか想像しながら読み進めた。
私は着慣れない喪服の上に着たエプロンを外して姑の使っていた部屋で着替えを済ませました。
義弟はリラックスした様子でビールを冷蔵庫から取り出すとコップに注ぎ一気に飲み干すと私にも薦めました。
「姉さん、本当にありがとう、兄貴も大変だけどよろしくね」
そんな言葉を掛けながら
「姉さん、飲んでて俺、先に風呂入らせて貰うから」
ランニング姿の四郎さんは夫と違ってがっしり身体が締まって私にはステキな男性に映りました。
私は残されたビールを飲みながら義弟とふたりだけの夜を・・・淡い期待をいだいたのでした。
農家の暗い広い屋敷、柱時計の刻む音 ああ切ない・・・・
疲れた身体に酔いがまわって私は座卓に座ったままウトウトしてしまいました。
四郎さんが身体を揺さぶりました
ハッ 目を覚ますと「姉さん風呂入って・・・」
「ええ、頂くわ」
ふらつく身体を起こして立ち上がると
「大丈夫・・・」
四郎さんが手をかしながら浴室まで案内してくれました。
「ありがとう」
私は浴室の戸を開けよろけながら脱衣場に入り電灯のスイッチを探っる仕草で義弟を誘惑したのです。
「ここですよ」
「ああ・・・ありがとう」
すりガラスの戸が閉まった。
ガラス戸に四郎さんの姿が消えない・・・
私は見せ付けるようにゆっくりとブラウスを脱ぎ、腰を揺らしながらスカートを窮屈そうに脱いだのでした。
そして、戸の正面に立ちブラジャーを外すと白い豊満な乳房が・・・・。
「四郎さん見てて・・・」
俺はこの告白文を読みながら勝手にその情景を想像してしまったのだ。
俺もこの四郎と同じヤモメ、これが本当の出来事ならば・・・・
思わずベルトを緩め、硬くなったモノに手を延ばした。
つづく「和子という女3」へ