俺は今井公平、33歳。結婚して2人の子供がいる。妻は幸子30歳、資産家のお嬢さんで、割と美人だ。俺は幸子の父が経営している会社で役員をさせてもらっている。 だから幸
俺は今井公平、33歳。結婚して2人の子供がいる。妻は幸子30歳、資産家のお嬢さんで、割と美人だ。俺は幸子の父が経営している会社で役員をさせてもらっている。
だから幸子には頭があがらない。
そうした鬱憤があり、ある女性と浮気をした。が、幸子にばれてしまった。
幸子は実家に帰り今別居状態だ。俺は離婚は絶対に避けたかったので、なんでも言うことを聞くからと許しを請うた。幸子はとんでもないことを言った。
「どれだけ浮気されてつらいかあなたも経験しなさい。1度だけ私の浮気を認めしかもそれを最初から最後まで目の前で見ていなさい。それが嫌なら離婚です」
俺は渋々その提案に乗ることにした。しかし、どんな男と浮気するのか。相手は俺の知ってる奴か、
それともどこかのホストか。妻が連絡するまで待つように言われてからの2週間いろいろなことを考え嫉妬に狂った。そして、幸子から連絡がきた。
「相手決まったわよ。今度の土曜日、9時に○○ホテルの1708号室で待ってるわ」
「相手はどこの誰なんだ」
「それはその日までのお楽しみよ。私は散々苦しんだの。あなたも精々その日まで悶々としていなさい」
土曜日が来た。俺は朝からそわそわしていた。大体妻が他の男に抱かれているのを直視するなんて自信が無かった。
(どんな男なんだ。ち○ぽは大きいのか。マッチョなパワフルなSEXをするのか。甘いマスクの若い奴なのか。大体旦那に見られながらSEXするなんて、こんな変態行為誰が受け入れるというのか。幸子はどうやって相手を見つけてきたんだ?)
ホテルの部屋に入ると、幸子は既に来ていた。他には誰もいなく中止になったのだろうかと思った。
「少し後から来てもらうことにしてるの。貴方はこのいすに座って身動きできないようになってもらいます」
そういうと幸子は俺の両手両足をいすに縛り付けた。俺は何も抵抗できないでいた。
(ピンポ-ン)
部屋のチャイムが突然なった。
「来たようね」
ガチャと音がして若い女性が入ってきた。
(えっ)思わず目を疑った。それは俺のところの部署で働く去年入社したばかりの女子社員だったからだ。
名前は橘由美子。あまり目立つ娘ではないが仕事はきっちりとした娘だ。
「橘君、どうして君がここへ?」
何がなんだかわからないまま唖然としていると
「私が誘ったんです。私も浮気するといっても初めから見ず知らずの男性はやっぱり怖いわ。だから女性とだったら少し安心かなと思って。それで出会い系サイトっていうの、あちらでその趣味の方を探してたんです。そしたらこちらの橘さんと意気投合して、後で聞けば貴方の部下だというじゃありませんか。偶然とは恐ろしいもんですね。それで今夜の事情を説明してご協力いただくことにしましたの」
「常務、本日はお招きいただきましてありがとうございます。常務には知られてしまいましたが、私、レズビアンなんです。今夜は奥様の浮気相手、一生懸命勤めさせていただきます。ぜひ最後までご覧になってください。」
俺は唖然としながらも高鳴る胸を押さえるのに必死だった。
<つづく>
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