筋肉少女(2)

時刻(time):2022-05-31 23:32源泉(Origin):net 著者(author):admin
この話は続きです。はじめから読まれる方は「筋肉少女 」へ 紗弥はいつも通りに俺が恐れをなして引っ込むとでも思っているのだろう。 だが、それは間違いというものだ。 紗弥が

この話は続きです。はじめから読まれる方は「筋肉少女」へ

紗弥はいつも通りに俺が恐れをなして引っ込むとでも思っているのだろう。
だが、それは間違いというものだ。
紗弥が私服から胴着に着替えずに大人しく待って居たのも力ずくで何とかなるだろうとでも思っていたからなのだろうが。

「てか、文句?いやいや、ありえんし。馬鹿じゃない?」
案の定、そう言って紗弥が俺と組み合って来る。練習の時と同じ様に、俺を投げ飛ばそうと。
紗弥の細い腕が俺の胴着の襟を掴む。最近、紗弥は筋トレに励んでいる様だったが、まだまだ腕の筋肉は乏しい。だから、力では俺を投げられない。
「くっ…」
ようやく力ずくでは動かないと分かった紗弥は、全国大会で見せた相手の力を利用した投げ技を俺に掛けようとする。だが、それを逆に俺が紗弥に掛けてやる。
「うわっ」
物の見事に紗弥がすてんと転ぶ。すかさず俺は転がった紗弥の上に覆い被さった。
「試合じゃねぇーんだよ。どけよ、バカ!」
紗弥が汚い言葉で俺を罵る。
あぁ、そうだな。試合じゃねぇーよな。覆い被さった紗弥の首元に顔を近づける。
「やっ、なに?なにして…」
うなじ。
夢にまで見た、クソ生意気な空手少女の、クソ可愛い紗弥の、うなじ。
「ちゅっ…ぺろっ、ぺぺろ」
俺は少女の甘い匂いを吸い込みながら、紗弥のうなじを舐め回す。首すじをから唾液まみれの舌をべったりと付け、ゆっくり紗弥の首元を進ませる。
「うあぁあぁあぁっ」
紗弥がその感触に背筋を震わせ、涙まじりの声をあげる。
「なにすんだよ。ふざけんなよ。はぁっ?ふざけんなよ!」
俺は体重を掛けて紗弥を押さえ付けながら上体を上げる。ふと見えた紗弥の顔色が青く白い。なんだかんだで恐怖を感じているのだろうか。
だが、そんな事はお構い無しに俺は紗弥の胴着の襟を掴んで、毟る様に開く。
「ぅあっ、なに?いや、やめ…いや、いやいや…いぃっ」
ぼろぼろと涙を流す紗弥。胴着の下に着た白いシャツからそんな彼女の肌が見える。可愛らしい小さなおヘソの穴がいとおしいほどだ。そして、それをアクセントとする様に紗弥のお腹は腹筋で割れていた。さすがにここは全国3位の空手少女。日々の練習と筋トレの効果が現れていた。
俺は紗弥の腹筋に顔を近づけて良く観察する。確かに腹筋だ。筋肉で割れた少女の柔肌が俺の目の前にあった。
「あぁ、旨そうな少女腹筋…はぁ、はぁ…エロい腹筋だなぁ、これ…」
頭が麻痺しそうな感覚で俺は吸い込まれるままに紗弥の割れた腹筋に口付けをした。

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