小5の息子(亮)が汗だくだくで帰ってきた。
「ただいま」
「お母さん、お腹減った。何か無い?」
冷蔵庫に頭を突っ込んで漁っています。
「お母さん、プリン食べて良い?」
「おやつばっかり食べちゃ駄目でしょ。もう直ぐ夕飯なのに。ご飯もちゃんと食べるのよ」
「は~い」
私は鍋を掻き混ぜながら話しかけました。
「宿題は?あったら済ませなさい」
「ない!学校で済ましてきた」
「そう、亮偉い!」
何処までも普通の親子関係です。何故か物寂しいのは私だけ?平静を装い食事が終わりました。
後片付けを終えた私は手を拭きながらリビングに足を運びました。
亮はソファーに潰れる様に寝ています。
『まあまあ』
タオルケットを掛けてやりました。汗の匂いと亮の匂いが私の鼻を突きました。
一旦は離れようとした私でしたが、気が付くと私は顔を近づけていました。スウっと亮の周りの空気を吸い込み、膝を擦りあわせています。
半開きの亮の口、汗ばんだ額、頬も心なしか紅潮している様に見えます。好くないのは分かっていても私の顔は、亮の顔に近付いて行きます。
『ダメ!こんな事してちゃあ!』
頭では分かるのです。でも私、抑えようとすればするほど、体の奥底に熱いものが燃え上がります。
『亮ちゃん』
私の顔は亮の寝息が掛かる所まで来てしまいました。生暖かい息が私の息を詰らせます。弾む息の中で思い留まりました。亮の唇まで1センチでした。
旦那は単身赴任、火種を抱えたままベッドに入りました。
『何を考えているの!貴方は母親よ!』
無理やり目を閉じました。閉じたはずの瞼に亮のおちんちんが浮かんできます。かわいいおちんちんがムクムク大きくなって先ちょが申し訳け無さそうに顔を覗かせています。
『亮ちゃん』
私の手はパンツの中にするする入って擦り上げていました。息を荒げて、体をくねらせていました。
何時しか布団はずれ落ち、露に成った下半身に妨げる物は無くなっていました。
『亮ちゃん、亮ちゃん、お母さん亮ちゃんのこと大好き。亮ちゃんに入れて欲しい』
迂闊にも口走っていました。
「うん、お母さん」
現実とは違う世界に迷い込んでいた私は、朦朧とした意識の中で足元に目をやりました。そこには全裸で一物を握り締めた亮がいました。
さっきの私の想像とは違い完全に剥き出しになっていました。
「亮ちゃん、違うの。お母さん・・」
何とか胸は隠しましたが下半身は亮に占領されなすすべも無く剥き出しのままです。ぐいぐい押し当てる亮に私の下半身は応えてしまいます。亮のおちんちんが中からお腹を持ち上げる様に入ってきます。
『すごい・・気持ちいい・・亮ちゃん、すごいわ・・』
私のお腹は凹み恥骨を亮に押し付けてしまいました。一回、二回擦れただけで私の頭の中は真っ白になっていました。
気が付くと亮の肩が弾み、腰が痙攣していました。
『ダメ・・ダメ・・中はダメ・・』
でも遅かったのです。溢れ出した精液が染み込んで行きます。
私の腕は亮ちゃんの肩を抱きしめていました。
この春、亮は小6ですが、あそこはすかっり剥けちゃっています。
私のせいで性に目覚め、欲求をコントロール出来ない息子は私の傍で股間を抑えています。
気付かぬ振りで私は食器を洗っています。食器を洗いながら頭の中では私はエロの塊なのです。
頭の中の私は息子の半パンを引下げ、指を絡めています・・。
『これで終わり』
最後の皿を乾燥機に。ブオォーンと乾燥機の音がキッチンに響き始めました。
「亮ちゃん」
私は小さな彼の手を引いて彼の部屋に、ドアの閉まるのを待ちかねるように彼に抱き付きキスを求めます。
絡んだ舌を渡り彼の唾液が流れ込んで来ます。
背中が支えを失い崩れ落ちた私の上に息子の体が覆い被さってきました。
『パンティをずらしただけで、亮ちゃんが厭らしい。ウフフフッ・・亮ちゃん』
私の足が亮ちゃんの腰をワナワナと挟んでいます。
先日、恐れていた事が起こってしまいました。そうです、生理が遅れているのです。
如何しよう?と言っても、亮ちゃんの赤ちゃんを降ろすなんて出来ません。
旦那に打ち明けるしか方法がないのでしょうか?そんなことしたら夫婦関係が破断するのは逃れようもない事実。
でも遅れているだけかも。きっとそうよ・・。
私は不安を抱えながらも亮ちゃんの精子を受け続けています。そんなある日、天の救いが訪れました。
酔った旦那が避妊具無しに嵌めて来たのです。
「いいわ・・いいわ・・いく・・」
演技しながら足を絡めて中出しさせました。
「おい、出しちゃったよ」
「エッ、中出し?直ぐに洗い流せば心配無いわ」
ヨロッと立ち上がった私はわざとゆっくり風呂に向かいました。
『これで亮ちゃんと愛し合えるわ』
私は厭らしくにんまり笑いました。