夏。
昼間の生ぬるい部屋の空調に少し汗ばんだ男と女。
男は若く。体つきは良いものの10代後半といったところ。女は30代後半辺り。体の肉付きも若い女のスラリとした体型よりも、幾分かふっくら丸みを帯びている。
男と女の関係は互いの肉体などを絡ませ合う仲だが・・。
主導権は男の方に有り。
「俺も1週間ぶりだからさぁ・・。かなり溜まってんだよねぇ」
男は言いながらズボンを脱ぎ捨て、半立ち半剥けになった皮付きのチンポを放り出す。
「・・・・」
女は無言で男の方など見ずに、ただただソファーに座り、自分の足元を見つめている。
「フェラしてよ、フェラ。俺、仮性だから皮の中まで舌でえぐる様にしてさぁ・・」
男が女とは反対側のソファーにふてぶてしく深く座り込み、天を突く様なガチガチに勃起したチンポを女の方へと突き出す。
「もう・・やめて。こんなこと・・」
女が横目で男のおおっぴらな股先を見ないように声を絞り出して拒絶する。
「別に俺はやめてもいいんだけどさぁ・・。この・・アンタが万引きしてる画像・・消去して欲しいんだよねぇ?」
男がケータイに映った女のたった一度の過ちである画像をチラつかせる。
「・・・・」
すると女はその画像を見ない様にかぎゅっと目を瞑り、静かに立ち上がる。そして、テーブルを挟んで座る男の前までやって来ると跪き、男のチンポをおもむろにくわえた。
「おほっ?どうしたの?急に積極的じゃん?」
女はくわえたままチンポの先を舌でくるくると円を描く様に舐める。そして、半分剥けたチンポの余り皮の隙間に舌先を滑らせ、傘の部分を目指し舌を進ませ る。最後は上手に皮を残しながらも傘の溝部分に舌先でフックをかける様にして亀頭を愛撫していく。そうやって女が亀頭を愛撫していくと皮もだんだんに舌の 動きに押し拡げられ、完全に口の中で剥けきって、遂には亀頭が全体を女の口内で露にする。
「あぁ、やっぱ、いいわ。上手いわ、真理ちゃん。人妻の経験ってやつ?」
何歳も年上の女に向かって男は下の名前をちゃん付けで呼ぶ。しかし、女はそんな事など構わず男のチンポにかぶり付きジュポジュポと、はしたない音を立てていく。
「ンフー・・ンフー・・。ジュポッ、ジュポッ、ジュルルルル・・」
一連から見ると嫌々にやらされているはずなのだが、女は夢中で男のチンポにしゃぶり付いている様に見えた。その姿はまるで、激しくサカリのついた動物の姿である。
「ンフー、ンフー・・ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ・・」
一定のリズムを刻んで、女の頭がソファーに座る男の股先で激しく上下する。
時折、女が息継ぎするので動きが止まるのだが、その時はその時で女は甲斐甲斐しくも男の快楽を絶やさない為か常にチンポの亀頭を舌でなぞり愛撫し、ほとんどの呼吸を鼻で済ませていた。そして、息が整うと再び一心不乱にチンポにしゃぶり付いては頭を上下に揺らすのだ。
「お、おっ、おおっ・・いい、いいよぉ、真理ちゃぁん。俺の教えた通りに出来てるよぉっ・・テメェの呼吸なんて二の次でちゃんと常にご主人様のチンポを気持ち良くさせてないとダメだって教えたもんなぁあっ・・」
男は下半身から来る快感に声を震わせながら、女によく出来たと褒めの言葉を投げ掛ける。すると女はその言葉が嬉しかったのか、より一層に激しさを増してチンポをしゃぶるスピードに拍車をかけた。
「ジュポッジュポッジュポッジュポッジュポッジュポッジュポッ・・」
息をするのも忘れたかの様に女は長く長くチンポにしゃぶり付いて頭を揺らす。
「あぁ、出る、出そう。あああ、出すぞ?真理・・出すぞ?」
すると、それに耐え兼ね男が声を張り上げ絶頂の迎えを女に伝える。男は女の猛攻に腰を浮かせておもいっきりにチンポを前に突き出す。
「ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ・・」
女は男を支える様に両手で男の尻を持ち上げ、口をよりすぼめて男の絶頂を待った。
「くはぁ・・ぉ、おおおおぉっ!」
男が何ともだらしない声を上げたかと思いきや雄叫びにも似た声を出し、びくびくっと体を震わせる。浮かせた腰をよりびくんびくんとさせ、女の頭を掴み、その喉元までにもチンポを突き刺す勢いで女の頭を腰元に引き寄せた。
「ん・・んっ・・んくっ・・」
女は男のガチガチに勃起したチンポが喉元までに刺さっているというのに、まるで恍惚とした表情だ。射精の瞬間、男のガチガチに固くなったチンポから一気に熱いザーメンが女の口内に放たれた。最初はドピュッと喉奥に液が当たり、次はドバドバと舌や口内全域に拡がる様にザーメンが注がれた。女にとって1週間ぶりの精液である。表面的な態度では拒絶していても結局、内面的には何よりも欲していたもの。
女の顔があられもない一匹のメスになっていく。
「はっ・・エロい顔しやがって・・・」
それを見て男が微笑んだ。