「マジですか!? 飲んでくれたんですか!!」
高すぎるテンションで言う亮。本当に驚いている感じだし、嬉しそうにも見える。
『だから、出し過ぎだって言ってるだろ。あんなに出されたら、飲まなきゃ窒息するし』
顔をしかめながらかなめが言う。怒っている感じはあるが、そこまで怒りは大きくないみたいだ。
「すんません。でも、嬉しいっす」
亮は、いつもの軽いノリでお礼を言う。憎めないキャラクターだと思うが、少しウザいとも思える。
『別に、喜ばせようと思ってやったわけじゃないし。それより、いつまで撮ってるんだよ。もう、充分だろ?』
かなめは、少し怒った口調で言う。
「まだこれじゃ、おかずにならないです。かなめさんが感じてる姿が映ってないですもん」
亮はそう言って、かなめにスマホを渡す。
『はぁ? なに渡してんの?』
かなめは、意味がわからないという感じだ。でも、生真面目さが出てしまっているようで、亮のことをちゃんと撮している。亮は全裸だ。でも、さすがにペニスは小さく柔らかくなっているようだ。
「クリ舐めるんで、ちゃんと撮っててくださいね」
そんな風に言いながら、かなめの足下に近づく彼。
『なんで私がそんなの撮らないといけないんだよ。ふざけるなって』
怒るかなめ。でも、亮は意に介さずにかなめの脚を拡げ、その間に顔を突っ込んでいく。
『ちょっ、こら、ダメだって』
慌てるかなめ。でも、ちゃんと撮影は続けている。こういうところに、真面目な性格は表れるものなんだなと思った。そして、亮はなにも言わずに舐め始めた。
『うぅっ、コ、コラ、ダメ、うぅっ』
かなめは、うめくような声をあげ始める。でも、そんな状態でもしっかりと撮影を続ける。亮がフレームから外れることもなく安定した撮影だ。
亮は、真剣な顔でかなめのアソコを舐め続ける。舌が伸ばされ、かなめの膣口やクリトリスのあたりを舐めていく。
『うぅっ、あっ、んっ、うぅ、あっ、クゥ』
かなめは、声をこらえているようなリアクションだ。撮影をしながらと言うことが影響しているのだろうか?
「かなめさんのオマンコ、美味しいっす」
亮は、嬉しそうに言う。
『バカ』
かなめは、ボソッと言う。でも、すでに嫌がっている気配はない。亮は、緩急をつけるように舐め続ける。かなめは、気持ちよさそうにあえいでいる。こんな風に、自分のアソコを撮影するのはどんな気持ちなんだろう?
私は、さっき手も触れずに射精したペニスがまだガチガチなことに戸惑っている。そもそも、手も触れずに射精したこと自体が大きな驚きだ。なぜこんなに興奮するのか、自分でもよくわからない。
かなめは、あえぎながらも撮影を続ける。亮も、リズミカルに舐め続ける。そして、指でかなめのクリトリスの包皮を剥き始めた。
『ダ、ダメっ、うぅっ、剥いちゃ……あぁっ』
かなめは、慌ててやめさせようとする。でも、亮は慣れた動きでクリトリスの包皮を剥き、直接舐め始めてしまった。勃起しているのがわかるほど、大きくなっているクリトリス。舌が触れた途端、かなめは身体を硬直させた。
「もっと声出してくださいよ。おかずにするんだから。ほら、ここでしょ? もっと感じてください」
亮は、かなり調子に乗った感じで言う。かなめは、そんなことを言われているのに怒ったりもせずに撮影を続ける。そして、あえぎ声はどんどん大きくなっていく……。
『あっ、んっ、うぅっ、気持ちいい。もっと強く、うぅっ、そうっ』
かなめは、かなり興奮しているのが伝わってくる。自分で撮影していることも影響しているのかもしれない。かなめは、自らのクリトリスを舐められる姿を撮し続ける。そして、亮は犬みたいに舐め続ける。クチョクチョという水音が響き、かなめの膣口が濡れそぼっているのが伝わってくる。
「気持ちいいっすか?」
亮は、舐めながら質問する。
『別に……普通だよ』
かなめは、そんなことを言いながらもあえぎ声は抑えきれなくなっている。こんな風に他の男にクリトリスを舐められてあえぐかなめを見るなんて、少し前までは想像も出来なかった。寝取られ性癖がある私なので、当然そんな妄想はしていたが、まさか現実になるなんてまったく思っていなかった。
「普通っすか。じゃあ、もっと感じさせちゃいます」
亮はおどけたように言うと、指を二本束ねるようにしてかなめの膣中に挿入してしまった。
『うぅああっ、ダ、ダメっ、指はダメ、抜いて、抜けって』
かなめは、慌てた感じで言う。口調も荒い。本当に嫌がっているように見える。でも、亮はかまわずに指を根元まで入れてしまった。そればかりか、腕ごと引っ張るように動かし始めた。
『うぅあっ! あっ、んっ、うぅっ、そこダメ、うぅっ、あっ、あぁ〜っ』
かなめは、うめくようにあえぐ。声を必死で抑えているような感じだ。そして、この状況でもかなめは撮影を続けている。真面目すぎるなと思ってしまう。
「もっと感じてください。ほら、もっとちゃんと撮して。自分がイクところ、ちゃんと撮さないと」
亮は、言葉責めっぽい言葉をかける。かなめは、それには返事をしないまま撮影を続けていき、あえぎ声も徐々に大きくなっていく。
『うぅあっ、あっ、あんっ、ヒィ、うぅ』
かなめは、声はそこまで大きくならないものの、とろけたような声になってきている。見ていて、亮がクンニが上手いのがよくわかる。経験がそれなりに多いのか、責め方が堂に入っている感じがする。
「可愛い声。かなめちゃん、もっと感じて良いよ」
亮が、馴れ馴れしい言葉をかける。怒られる……私は、ちょっとビビりながら成り行きを見つめる。いつもの彼女なら、怒鳴りつけるところだと思う。でも、かなめは怒るそぶりを見せない。
『気持ちいい……そこもっと……強くこすって』
かなめは、そんな指示をする。というよりも、おねだりみたいな感じになっている。いつもは、私や亮に命令ばかりしているのに、こんなにも甘えた感じの声でおねだりをするなんて見ていても信じられない。
「了解っす。ほらほら、ここでしょ? もっとこすってあげますから」
亮は、主導権を握ったように見える。かなめは、あえぎ続ける。本当に気持ちよさそうに……。他の男の指や舌で感じてしまうかなめは、なぜだかわからないがとても美しく見える。私は、猛烈な独占欲を感じながらも、亮がかなめを責め続けるのを見つめている。
『あっ、んんっ、ダメ、ストップ、出る、出そう』
かなめが、かなり慌てた口調で言う。亮は、さらに激しく指を動かし始める。
『ダ、ダメだって、コラ、やめろ、ストップ!』
かなめは、そんな風に言いながらも腰が浮いている。亮は、なにも言わずに興奮した顔のまま責め続ける。そして、かなめは彼の指の動きにあわせて潮吹きを始めた。
『やめろ、うぅっ、バカ、ストップ、うぅあっ』
かなめは、焦った口調で言う。でも、声はとろけた感じだ。かなめは、やめろと言いながらも撮影は続けている。自分が潮吹きする姿を自ら撮影するのは、どんな気持ちなんだろう? 私は、そんなことを思いながらも興奮が抑えきれずにオナニーを始めてしまった。
かなめは、うめきながら断続的に潮を吹く。アダルトビデオのように大量に吹いているわけではないが、それでも亮の顔はビチャビチャになってきている。そして、かなめは大きくうめくとガクガクッと腰のあたりを震わせた。
「イッちゃいました?」
亮が、得意げな顔で質問する。
『うるさいよ。イクわけないだろ? こんな下手くそなやり方で。ほら、もう良いからシャワー浴びるぞ』
かなめは、怒ったようにそんなことを言う。でも、まだ声が震えているような感じだ。
「そんなこと言って、ビチャビチャじゃないですか。チンポ、入れて欲しいんじゃないですか?」
亮は、ニヤけたような顔で言う。
『バーカ、そんなわけないだろ。もう、切るぞ』
かなめはそう言って撮影をやめてしまった。いきなり終わった動画……私は、ペニスをしごいていた手を止める。宙ぶらりんな感じでオナニーが終わり、少しモヤモヤしてしまう。さっきの会話では、すでにセックスはしているような感じだった。ということは、もう帰ってくるのだろうか? 私は、落ち着かない気持ちのままかなめの帰りを待った。
かなめと結婚してまだ1年しか経っていない。彼女は姉さん女房的なところがあるので、あまり甘えてきたりすることはない。ちょっと怖いなと思うことも、多々ある。
でも、時折見せる無邪気な笑顔や優しい顔が凄く好きだ。性格がきついところがあるが、どちらかというと可愛らしい顔をしている。色白で化粧っ気がないので、幼く見えることもある。
そんな彼女が男っぽい言葉遣いで強気なことを言っていると、ギャップがあってドキドキする。それにしても、よくこんな馬鹿げたお願いを聞いてくれなと思う。他の男に抱かれて欲しいなんて、普通は言ったら怒られるようなとんでもない話だと思う。
かなめも、口ではあんな風に言っていたけど、実は興味があったのかな? とか、私の願いなので無理して聞いてくれているのかな? 等など、色々な想像をしてしまう。ただ、どちらにしても愛されているなと思う。こんな馬鹿げたお願いなのに、ちゃんと叶えてくれるのは、かなめなりの愛情だと思う……。
私は、落ち着かない気持ちでかなめの帰りを待ちながら、亮からの連絡も待った。またメッセージが届かないだろうか? 動画を送ってくれないだろうか? そんな期待で胸がドキドキしていた。
すると、スマホが鳴った。すぐに確認すると、亮からのメッセージだ。
”途中経過2っす”
そんなメッセージと共に、動画が添付されている。普段仕事が出来ないくせに、今日はなかなかの有能っぷりだ。すぐに動画を再生した。
『あっ、んっ、あんっ、そう、もっと奥にっ』
いきなりかなめのあえぎ声から始まった。
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2話収録です |
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