妊娠がわかったときのことです。
私は当時、付き合っていた彼との子供を妊娠しました。まだ学生だった私たちはとりあえず就職が決まっていたこともあり、親に事情を話し、結婚をする方向へ、話を向けることにしてみました。
しかし、彼の母があまりにも私のことも子供のことも受け入れられないと反対をするので、彼とは別れ1人でシングルマザーとしてやっていこうと心に決めていました。
私には昔から大好きな幼馴染がいました。時々会いに来てくれて、私を抱いてくれるのです。付き合ってくれることはありませんでしたが、それでもいいと思うくらい、その身体と心の関係を壊したくないくらい、幼馴染が大好きでした。
そんな幼馴染から、妊娠がわかってしばらくしたころ久しぶりに連絡がありました。私はとりあえず妊娠したことを報告しました。すると、幼馴染は心配して次の日急いで会いに来てくれたのです。
結婚を本当はしたくないこと、子供のことを反対されていること、私自身も受け入れてもらえないことなどを話しているうちに私はなんだか涙が止まらなくなってしまいました。
悲しくて悲しくて、今目の前にいる幼馴染が大好きであることもなんだか悔しくて悲しくて…つい、目の前にいる幼馴染に甘えて泣きついてしまったのです。
すると、幼馴染はそっと抱きしめてくれて、「結婚するなよ…」と、悲しそうな顔で言い、キスをしてくれました。
久しぶりに幼馴染とするセックスは、悲しく辛い気持ちもあり、私も幼馴染もいつもよりお互いを求めていました。
焦るように私の服を脱がせ、少しいつもより荒く私を触る彼は、私が耐えきれず声を出すたびにほんの少しだけニヤッと笑うのです。
私は、少しお腹の中の子供のことが気になりました。妊娠をしてまだ母子手帳ももらっていない頃です。このセックスで、もしものことがあったらどうしよう…そんなことを思いつつも、幼馴染を求める気持ちは抑えきれませんでした。
もっと、もっと、もっと…そんな風に私も少し焦るほどに幼馴染を求めていたような気もします。
「舐めて。」と、幼馴染が言うので彼の大きくなったものをそっと下着からだし、口に含みました。少し苦いそこで私が舌を動かすと、そのたびに小さく反応する彼がとても愛おしく、この人と一緒になりたい…そんな風に思いました。
「やばい、今までで1番気持ちいいかも。」そんなことを言われた私は、本当に嬉しくて幸せだったとおもいます。
幼馴染のそれが段々と大きくなってきたのを手と口で感じた私は、ラストスパートをかけようかと思ったとき、彼に止められました。そのまま、幼馴染が上にきて私の中に入ってきました。濡れていた私のあそこはすんなりと彼を受け入れました。
私は付き合っている彼への罪悪感と、お腹の中の罪悪感と、今目の前にいて繋がっている大好きな人への想いと…いろんなことを頭の中で整理できないまま、想いを馳せながら、セックスを続けました。
それでも、大好きな幼馴染が求めてくれる事実だけは、幸せだったのだと思っています。
そのあと、私たちは一緒にお風呂に入り、お風呂の中でまたセックスをしました。今度は立ったまま、私を壁に押し付けて求めてくる幼馴染はやはり先程と同じくらい大きくなったものをいつもより強めに入れてきました。熱いシャワーの中、私たちの息もとても熱かったと思います。
「妊娠しているから、もう妊娠する心配ないよね?」そんな風に言った彼は、最後に私の中へ全部出しました。
その後も、私たちは求め合い、その日は4回もしてしまいました。
上に乗った私が、幼馴染にキスをすると彼はびっくりした顔をして、しかしすぐき舌を絡めて受け入れてくれました。優しく抱いてくれる幼馴染との時間はとても幸せでした。
その後、私は当時付き合っていた彼と結婚することになり、したくない結婚をすることになりました。幼馴染とはあのとき以来、会っていません。
そして、その後知ったのですが、あの時幼馴染には付き合い始めた可愛い彼女がいたそうです。
私は、今でも幼馴染が大好きなのです。もう一度、彼とゆっくり話ができることがあれば…今までの想いを打ちあけてみたいと、そんなふうに思っています。