20歳の時初めて彼女が出来た。乳首は小さいけど年上。
なつこさんっていうとってもエロ優しい人で、25歳だった。
俺の通ってた専学に出入りしてる関係の人で、俺のひと目ぼれに近かった。
でも同い年くらいにも見えた彼女が、実は5歳も上だと知って正直ちょっと引いた。
引いたというか、諦めかけたというか、でもなぜか俺のことを気に入ってくれたらしい。
少し話せる仲になったと思った頃、なつこさんの方からお食事に誘われ(ry
俺は童貞だったので、なつこさんがリードしてくれた。
1人暮らしの割には広くて立派な、なつこさんの部屋は、いい匂いがする。
なつこさんは「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と、何が大丈夫なのかよくわからない。
俺にも、自分にも言い聞かせてるような感じだった。
とにかくなつこさんは、乳首は小さいけど死ぬほど優しかった。
性欲は人三倍あるのに俺は、実戦経験も、ウラ映像鑑賞経験もナシ。
初めての現場に感激して、裸のなつこさんを前にはしゃぎまわった。
ちゃんと毛が生えてる!とか、女ってほんとに濡れるんだ!とか。
おまんこ触ったり、お尻の穴くすぐってみたり、おっぱい舐めたり小さい乳首吸ったり。
これがクリか!小陰唇か!とか、あわびの語源か!とか、語源じゃねーよ!とか。
色々やってる俺を、なつこさんは呆れながらも、笑って見守ってくれてた。
照れ笑いすると顔がくしゃってなって、目が細くなるなつこさんかわいい。
への字口から歯が少し見える表情がとってもかわいい。
そんな顔でも、漏れる息は、はふぅんふうぅってなってて、それにも興奮した。
恥ずかしいはずなのに、やわらかい表情で、興奮状態の俺に対応してくれた。
大人の余裕ってすげーって思った。
乳首は小さくても経験豊富なのかなと思って、聞かなきゃいいのに聞いてみた。
そしたら「はる君(俺)で2人目だよ」となつこさん。
俺の前は元彼とだけか…そのぶん回数は、何百回もしたんだろうな…。
でも元彼のことまでは聞く気になれなかった(Jealousy)。
いよいよ入れる!というとき、なつこさんが優しく言った。
「はる君の初体験だから、ずっと覚えとくよ。はる君も覚えててね」
胸がきゅうーんんってなった。
最初だけ、ゴムなしで入れて、と言われた。
と言ってもほんとに入れるだけで、入れたらすぐ抜いてってことなんだけど。
最初だけは、何もなしでつながりたい、それを実感して覚えといて欲しいと言われた。
正常位で入れた。
半開きだったお肉がぐにゅーっと広がって、奥まで入った。
意外とスムーズに入るんだなって思った。
なーんて冷静に考えたのは一瞬だけで、熱さにびっくり。
もちろんアチチー!なわけじゃないんだけど、こんなにあったかいんだな!と。
じっとしてると、なんかまんこがもぞもぞ動いてるような気がする。
なつこさんの鼓動かも知れないと思った。
ふと、なつこさんの顔を見たら、なぜか涙目になっててびっくりした。
「なつこさん痛いのっ?」
「ううん、久しぶりだから、うれしくなった」
Hがうれしくて泣くなんて、ほんとにすけべな人なんだなーってその時は思ってた。
普段てきぱきしてるぶん、Hなとこや弱いとこを見せてくれるのは、俺もうれしかった。
でも、なつこさんが段々本格的に泣き顔になって、涙がこぼれたので、俺も不安に。
もう抜いたほうがいいのかな…どうしたらいいかわからなくて、じっとしてると、
「はるちゃあん…」と切な顔のなつこさん。
ちゃん付けで突然呼ばれて、ちんこがドキドキした。そして、
「なつこって言って、好きって言って」
真っ赤な顔のなつこさんにちんこと心臓をバクバクさせながら、「なつこ、好き!」
初めてなつこさんを呼び捨てにした。
その途端、なつこさんの涙顔がくしゃってなった。
「私も好きいい…」言葉と同時にまんこがぎゅっぎゅーって締め付けてきた!
さらに、なつこさんの汁があふれて来たのが、ぞわーって感覚でわかった。
俺全然ずぽずぽしてないのに出そう!これやばいよー!って思って、抜くことにした。
入れたときより、抜くときの方が抵抗あるように感じた。
ちんこになつこさんのビラビラのお肉が、にゅろーんってまとわりついてくる。
そして段差が入口に引っ掛かってるような、そんな感覚をふり切って、抜いた。
しずくが跳ねながらちゅぽん、よんよよよんってちんこが暴れて手で押さえた。あっ!
そのときに出ちゃった!びゅびゅーっと。
「あっあ、あー!なつこさんごめん…」
と謝ってるあいだにも、精子がどぷんどぷんと、なつこさんの体にかかった。
濃いいのがおへそと小さい乳首辺りに落ちた後も、うすいのが何回も飛び続けた。
ぴゅっぴゅ、ぽたぽた、を何回も繰り返してやっと止まった。
2人とも放心状態。
顔にも飛んでたけど、なつこさん気付いてないみたいだし、ちょっとだから黙っとく。
「ああ…あは、はる君、危なかったー。でもよかったね、ちゃんとセックスできたね!」
こんな情けなくても、なつこさん褒めてくれた。
何でこんなに優しいの、俺もう大好き、やばい。乳首は小さいけど。
でも、ニコニコ笑ってくれたけど、呼び方が『はる君』に戻ってた。
なので俺もなつこさんて呼ぶようにしたけど、なつこでいいよとは言ってくれなかった。
興奮しすぎて覚えてないのかな?と思った。
はるちゃん、と呼んでくれたのは、後にも先にもあれ一回きりだった。
仕切り直しで、ゴムつけてもう一回した。
そしてもう一回、もう一回、を何回も繰り返した。
なつこさんは最初から最後まで優しかった。
「気持ちいいように好きに動けばいいんだよ」
「私ので気持ちよくなってくれたら嬉しいんだよ」
それに甘えて、小柄な細い腰を、つかんでゆさゆさ揺さぶりながら何回も出した。
今思えば、大きなオナホを使ってるみたいな、自分勝手なもんだった。
俺がいく時、いくって言うと、毎回決まって「私もいく!いく!」と言ってくれた。
ほんとにイってるかどうかに関わらず、俺のために言ってるのはわかった。
ほんとに感じてるのか演技なのかはわからないし、考えてもしょうがないので。
なつこさんの反応をただ信じることにして、俺は素直に自分勝手に楽しんだ。
ここまで、初体験の様子でした。
その後も、会うたびに何回もした。
乳首は小さいけど、いろんな体位もやらせてくれた。
結局正常位と騎乗位以外は、俺がめんどくさくなったので、あまりやらなくなったけど。
AVみたいにしてみたくて、口に出しても顔にかけても、全部許してくれた。
許すどころか褒めてくれたり、気づかってくれたりする。
「すごい、いっぱい出たよね」
「今日も気持ちよかったよ、はる君のちんちん何回もがんばったよね」
「いつも私にいっぱい出してくれてありがと」
そんなことをハアハアと息切らしながら涙目で、幸せそうな笑顔で言ってくれた。
寝てるなつこさんにいたずらしても、目を覚ますとニコニコ笑って相手してくれた。
乳首は小さいけど天使みたいな人だ。
彼女からしたら俺は、年下の、しかも5歳も若い彼氏。
会うといつでもどこでも勃起している俺に、呆れたり、とまどったりもしてた。
でも俺のことを弟か何かみたいにかわいがってくれて、性欲を吐き出させてくれた。
俺の就職が決まった時、なつこさんは自分のことみたいに喜んでくれた。
相変わらず乳首は小さかった。
そして俺は、彼女のアパートがある地区に引っ越したので、半同棲も可能に!
俺はもうウキウキボッキングだった。
「毎日何回も出来るね!」と言ったら
「うーん、さすがに毎日とかはアレだよー」と彼女の表情がちょっとだけ曇った。
ちょっと温度差があるのがわかって、俺は不機嫌になった。
H三昧の性活を躊躇してるなつこさん。
若くて性欲バカだった俺はふてくされてしまって、
「じゃあもういい!俺からは誘わない!なつこさんがしたくなった時だけ言って」
意地になって喧嘩みたいになってしまって、気まずいままご近所生活が始まった。
なつこさんは怒ってるわけじゃなくて、俺が子供みたいに拗ねてるだけだった。
自分からしようとは意地でも言うまいと思った。
そして俺は当てつけみたいに、なつこさんの部屋でオナニーした。
留守中とか、彼女がいてもこっそり目を盗んでオナニーした。
勝手に精子とそのニオイを撒き散らしていたことに、彼女はすぐ気付いてたはず。
でも何も言ってこなかった。
年上だし俺より経験あって、H大好きな人、と当然思ってたんだけど。
なつこさんからHを誘ってくることはなかった。
考えたらそもそも最初から、はっきりと彼女から誘ってきたことは一度もなかった。
とは言え今までの彼女のエロさは何だったんだ!
と思い返すと、彼女はただ、俺のしたいようにさせてくれてただけだったんだなー。
ほとんど受け身だったし。
思えばなつこさんは、何だかんだ言ってもいつも、ものすごく恥ずかしがってた。
恥ずかしさを乗り越えて、俺のためにHな女になってくれていたんだ、と感じた。
だから、俺が求めない限りは、自分からエロい面は見せようとしないんだな、と。
そして、今までのがオナニーだったって気付いた。
なつこさんの部屋で自分勝手にオナニーするようになったけど、それと一緒だなと。
それまでのHも、そうだったんだなー。
なつこさんの部屋で彼女の体で、オナニーしていただけなんだって思った。
自分は今まで勝手過ぎたのかなあ、とか思った。
なつこさんの優しさとか芯の強さとか、乳首の小ささとか、今さら気付き始めた。
なのになかなか素直に謝ることができない。
毎日毎日バカみたいに彼女の部屋でオナニーしていた。
(あほだ。でもこれのおかげで、浮気を疑われることだけはなかったみたい)
それにしても、なつこさんはHしなくても平気なのかな。
俺のためでもあろうとはいえ毎回、エロい声で喜んでくれてた(ように見える)のに。
俺はオナニーしてるからまだいいけど、なつこさんがオナニーしてる様子はないし。
まだちょっと意地になってた俺は、彼女の方から「したい」って言わせてみたくなった。
でもそれまで俺は、ただの自分本位だったから、どうしたらいいか分からない。
女の人を積極的にさせるにはどうアプローチすればいいのか知らない。
隠れオナニーにも、なつこさんのリアクションはなかったわけだし。
なつこさんの部屋で全裸で過ごす、というのをやってみようと思った。あほだー。
お風呂を借りたあと、隠すことなく勃起全開でうろうろしてみた。
そうしてる内に、ちんこを見たなつこさんがAV女優みたいにうっとりして、
「ああん入れてー」とおねだりしてくる……はずもなく。
なつこさんはただ目を丸くして
「どうしたの!着替え濡らしちゃったとか?じゃあ私のパジャマ…、
ああ、小さすぎるよね、えっと、えっと」
※俺の勃起自体はデフォみたいなものなので、勃起には突っ込みナシだった。
Hしたいと俺が言うときでも、突然予告もなくこんな全裸奇行に出たことはなかった。
俺が困ったことになってると思って、ただ心配してくれているなつこさん。
その健気な様子に、俺のほうがオロオロしてしまって、涙が出てきた。
座り込んでめそめそし始めた俺を見て、彼女は何かを思ったらしく、
「コーヒー入れるね」と言ってキッチンに行った。
そしてコーヒーを持って戻って来たとき。
なつこさんは全裸だった。
言葉をなくした俺になつこさんは「おあいこだね、あはー」と言って笑った。
何で裸になったのか意味がわからない。
裸だけど、Hを誘ってきてくれるような雰囲気とか表情じゃない。
そんな空気じゃないのは、さすがの俺でも察するしかなかった。
俺と同じ状況になれば、俺を元気づけられるって、思ったのかなー。
もともとそういう、ちょっと変にずれたとこがあって(俺もか)、かわいい。
なつこさんはとても恥ずかしそうにしてた。でもニコニコして頭をなでてくれた。
俺のそばに座って抱きしめてくれたなつこさんに、俺は
「なつこさんはオナニーしないの?」と聞いた。
「……。しないよ?」と、ちょっと間を置いてなつこさんは答えた。
返事に変な間があったので、ほんとはしてるのかも知れない。
俺とのHなら今からする、だから今はしないよ、という意味で言ったのかも知れない。
でもなつこさんがなぜか少し、泣いてるように思えたので、追及するのはやめた。
「…変なこと聞いてごめん、俺バカだからエロばっかりでごめん」と初めて謝った。
いいんだよ、と、なつこさんは笑ってくれた。
「毎日は無理って言ったのは、はる君が働くようになったから」
「もう一人前の大人なんだし、夢だった仕事に就けたんだから、疲れ過ぎちゃだめ」
そう言いながらも「でもHなままでいいんだよ、Hなはる君かわいいよ、好きだよ」
と、背中からぎゅーっと力を込めて抱きしめてくれた。
小さい乳首がコロコロ背中に当たる。
「俺も好きいいい!」
また甘えそうになってしまって、でもこれじゃいけないんだって思った。
俺より先に社会人になって何年も経つ大人のなつこさん。
彼女はどんな思いで、こんなエロガキの性欲を受け止めて来たのかな…。
そう思うと自分が情けなくなった。
「やっぱり、Hする時はなつこさんが決めて」って言ったんだけど、これも甘えだった。
なつこさんがやんわりと説いてくれた。
「だーめ、はる君が自分で決めるんだよ。仕事に影響ない範囲で~とか。
ちゃんと考えて決めるんだよ」
「でもなつこさんの都合もあるし!なつこさんも毎日働いてて疲れてるし。
不順(余計なひと言)だけど生理もあるし、したくない時もあるでしょ」
そしたらなつこさんがニコーッ!と笑って言った。
「ありがと!心配してくれて。でも大丈夫、はる君のしたい時が、私のしたい時だから」
ぶわーっと感激したけど、それじゃあ結局毎日ってことだよ。
いつでも受け入れるって意味なんだから。
でも、その言葉には別の意味があるんだなー。
俺の自制心を育てるために、俺に任せるとも言ってるんだな。それも十分理解した。
これじゃ、かえって誘えない…。でもこれが大人になるってことなんだな。
今2人とも全裸でいるからこそ、この状況でも我慢できるところを見せないと!
そう思った。
今日は帰るね、と勃起したまま立ち上がった。
なつこさんは俺の意図を察していて「うん」と頷いた。
でもその顔は何だかとてもさみしそうだった…帰って欲しくはないのかも?
涙ぐんでるようにも見えて、でも裸なのもあってすごく色っぽく見えた。
…これはやっぱり!我慢できなくなった!
でも今したばかりの決意を捨てるわけにもいかない。
そこであいだをとって、オナニーしたい!と言ってみた。あほだー。
なつこさんは照れ笑い(苦笑いかな)したあと、いいよ、と言ってくれた。
生おかずで2回立て続けにオナニーした。
なつこさんに触れることだけは我慢した。
でもなつこさんは俺が望むと、裸でどんなポーズでもとってくれる。
と言っても大股開きとかは、照れ屋のなつこさんには似合わない。
むしろ体育座りとか、小さい乳首が見えそで見えない感じのポーズに俺は興奮した。
2回目はなつこさんのおっぱいにかけた。
そんなことやっといて「今日はこれで我慢する」と自慢げに言い放った俺。あほだー。
それでもなつこさんは「大人になったんだね」と褒めてくれた。
ほんとは呆れてたと思うけど。
それからは、俺は仕事もがんばるようになった(今まで怠けてたという意味でなくて)。
俺の仕事の話を、なつこさんはうれしそうに笑って聞いてくれた。
毎日、今日はどんな仕事したとか、こんなお客さんがいて、とか。
怒られたとか褒められたとか、先輩や上司はこんな人で、とか。
「はる君が大人になっていくのが嬉しい」
「一生懸命真面目に働いてイキイキしてるのが嬉しい」
「Hが大好きなとこもかわいい」
と言ってくれるとき、なつこさんは、なぜかさみしそうな表情になることがあった。
Hは原則、週末だけになった。
それは結局、半同棲が始まる前とあんまり変わらないんだけど。
なつこさんに気持ちよくなってもらうために、俺の前戯が少し長くなった。
それに、やろうと思えばやれる平日を乗り越えて迎える週末のHは気持ちいい。
…と言っても平日でもしょっちゅう俺は、なつこさんの部屋でオナニーをしてた。
なつこさんがいる時でも、というか、むしろいる時にオナニーする。
Hしてもいいし口でしてあげてもいいよ、と言われるけど、なんとか拒否した。
でも時々生おかずになってくれた。
実をいうと我慢できずに平日にやりまくったこともあるんだけど。
そんな時もなつこさんは、喜んで何回でも相手をしてくれた。
甘すぎるくらいに優しいなつこさんだけど、一回だけひどく怒られたことがある。
俺が手術することになったとき。
仕事中、いぼ痔が切れてパンツを血まみれにしてしまったので、肛門科に行った。
根治させたいなら手術しなきゃねと、お医者様に言われ、そうすることに。
その話をなつこさんにした時、俺はいぼ痔だと言う前に、冗談でこんなことを言った。
「手術しないと助からないって言われた、どうしよう」
ちょっとびっくりさせよう、と思っただけなんだけど。
なつこさんは本気で青ざめて今にも泣きそうになった。
あわてて、いぼ痔で入院するだけって言ったら、なつこさんがキレた…!
「冗談でもそんなこと言うなあっ!二度と言わないで!死なないで!」
ぼろぼろに泣き始めたなつこさん、動揺した俺は「ごめん」の一言しか言えなかった。
なつこさんも「ごめん」と言ってた。
入院生活は一週間くらい。
たかがいぼ痔だけど、俺にとっては生まれて初めての入院。
心配してわざわざお見舞いに来てくれる人が何人かいた。
もちろんなつこさんも。乳首は小さいけど彼女は毎日顔を出してくれた。
一度、わざわざ遠くから母親が様子を見に来た。
なつこさんと鉢合わせしてしまって(初顔合わせ)、俺はすごく気まずい思いをした。
でも思ったよりにこやかに挨拶しあってる2人。
うちの家族となつこさんが急接近したように思えて急に、結婚とか!
そんな意識が芽生えてドキドキした。
そうか俺、多分このままなつこさんと結婚するんだよなー。
そう思うと何だかにやにやしてしまった。
手術した日と翌日はまったく動けなくて、おしっこも管に繋いでた。
3日目以降もお尻が痛くて、肛門あたりが常に緊張状態。
朝起ちとかの自動的な勃起はするけど、お尻が痛くてエロ気分になる余裕がない。
俺は初めて、一週間以上オナニーも射精もしない日々を過ごした。
なにかと世話を焼きに来てくれるなつこさんに、冗談で、
「えっちな世話もして」
なんて言ってたけど、実際にはそんな空気は流れなかった。
退院前日、なつこさんが、友達らしき女の人を連れてきた。
来る途中で偶然出くわしたらしい。
なつこさんが彼氏のお見舞いに行くんだと聞いて、興味があってついてきたって感じ。
なつこさんも久しぶりに会ったという、あきこさんという人だった。
俺は初対面。
あきこさんは俺の顔を見てこう言った。
「何か、春ちゃんに似てる」
なつこさんがあわてて、その話はしないで、というふうに制したみたいだけど。
でもあきこさんは構わず話を続けた。
「へえ名前もはる君っていうの?顔も似てるし、ほんとあの頃の春ちゃんみたいだあ」
春ちゃんなる人物を俺は知らない。
2人が話してる雰囲気で、男性ということだけ何となくわかった。
俺は半分寝てたので、2人だけで昔話をしてる感じなのを、ぼんやり聞いてた。
あきこさんが、なつこさんにボソっと言った。
「生まれ変わりだったりして…」
…春ちゃんなる人物が、どうやら亡くなっていることを悟った。
俺とそんなに変わらないくらいの若さで亡くなったみたい。
いつ亡くなったかはわからないけど、俺が生まれる前ということはないと思う。
なら生まれ変わりって言葉は不適切だなあ。
でもそんな言葉のあやより、無言で無表情になったなつこさんの様子が気になった。
そして、来たばかりなのに2人は帰ってしまった。
春ちゃんという男性が若くして亡くなったらしい、という情報しか俺には残らなかった。
俺を含めないで2人でこそこそ話してただけなので。
春ちゃんって誰?と聞けるタイミングも、空気も、そこにはなかった。
翌日、平日の午前中なので1人で、退院して家に帰った。
春ちゃんて誰なんだろう。そんなに俺に似てるのかな。
気になったけど、俺が考えていたのはそんなことより、
「次はいつ、なつこさんとHするかな!」
ということだけだった。春ちゃんのことは、すぐに考えなくなった。
入院中一度も射精してないので、きんたまがウズウズしてた。
オナニーはしようと思えば出来るけど、なつこさんとHしたい。
でもまだお尻に痛みと違和感があって、本番Hとか激しい運動はしないほうがよさげ。
成り行きでここまで溜めてしまったから、オナニーするのもったいないし…。
せっかくだから次のHまで我慢しよう。
一気に全部、なつこさんに気持ちも精液もぶつけたいと思った。
濃いのが勢いよくたくさん出るだろうな。
なつこさんびっくりするかな。
いつもみたいに呆れながらも笑って喜んでくれるかな。
そんなことをワクワク考えてた。
ということで、お尻の痛みが弱まるのを待ちながら、オナニーを我慢してみることに。
でもHしてもしなくても、少しでもなつこさんに会いたかったので、電話してみた。
すると、しばらく仕事が忙しくなるんだ、と言われた。
それまでどんなに忙しくても、会いたいと言えば我がままを聞いてくれたなつこさん。
まして俺は病み上がりだから、甘えさせてくれて、ベタベタできると思ってたのに。
会えないと言われてちょっとショックだった。
でもちょっとは大人になったつもりの俺は「しょうがないね、いいよ」と余裕を装った。
むしろ間を置いて会うのが楽しみ、という気持ちも少しあった。
次にHするまで精子を温存しておく、という目標があったので。
そしてどっちみち俺も、仕事を忙しくがんばらなきゃいけなかった。
新人のくせに一週間も仕事を休んだ分、評価を取り戻さないといけないってことで。
そして退院して一週間後くらいの休日、なつこさんに電話をすると彼女は出なかった。
しばらくしてメールで、会えなくてごめん、という言葉が届いた。
いくら忙しくても近所なんだし、休日なんだし、ちょっとも会えないわけない。
やりたい気持ちももう限界でイライラしてた。
直接なつこさんの部屋に行ってみることに。
なつこさんは部屋にいた。
久しぶりになつこさんの部屋の匂いを嗅いで、それだけで俺は勃起した。
でも、なつこさんが泣いてるのに気付いて、ちんこはしぼんでしまった。
彼女の目は腫れてて、ずっと1人で薄暗い部屋で泣いてたんだってことがわかる。
俺はどうしたらいいのかわからなくて、何も言えなくなった。
いつもみたいにテレビ見ながらくつろぎ始めた。ふりをした。
なつこさんが静かに「ごめんね」とつぶやいて、そして
「もう別れようね」
…!
その一言を聞いた時、混乱していろんな気持ちが入り混じってわけわからなくなった。
疑問やら驚きやら怒りやら、あと行き場のなくなった性欲とか。
何で?乳首が小さいから?と聞き返すことすら出来なくて、怖くて何も言えなかった。
ノーリアクションの俺に構わず、なつこさんはひとり言みたいに話し始めた。
なつこさんは数年前、幼なじみの彼氏と付き合っていたのだった。
それが春ちゃんという男性だった。
お互い子供の頃からよく知ってるので、付き合い始めから結婚前提だったみたい。
ある日突然遠くに行ってしまった春ちゃんが、まだ忘れられないと。
なつこさんは、「死んだ」とは言わなかった。
こないだのあきこさんの台詞からして、亡くなったことは確かだと思うんだけど。
なつこさんがそう言わないので、何で亡くなったのかはまだわからない。
なつこさんはずっと、春ちゃんのことを引きずっているんだと言った。
名前が同じで見た目も似てる俺に、彼を重ね合わせてたみたい。
重ねてしまう自分を否定して、なるべく考えないようにがんばってたそうだけど。
病室で寝てる俺を見てて、その思いがあふれてきて止まらなくなったと。
病室で連想するってことは事故か病気で、やっぱり亡くなったんだろうな…
と俺は想像した。
そしてあきこさんから、俺が春ちゃんに似てるっていう客観的な事実を聞いたこと。
それがとどめだったみたい。
「はる君は、春ちゃんの代わりなんだよ」
静かに、でもはっきりと、なつこさんはそう言った。
なつこさんにとって俺は、春ちゃんの代替品なんだと。
それをはっきりくっきり、自覚してしまって、自分の中で認めてしまったんだと。
だからもう俺と付き合えないんだ、そんな気になれないんだと。
俺は相槌を打つだけで、ほとんど黙って聞いてるしかなかった。
「私が1人でしてるかって、はる君が聞いたことあったよね?」
ここで突然、初めて問いかけの形になった台詞をなつこさんが言った。
ハッとしてなつこさんの顔を見た。
言葉の意味を理解するのに数秒かかった。
『なつこさんはオナニーしないの?』って聞いてしまった時のことを言ってるみたいだ。
「ほんとはしてたよ」
と、なつこさんは無表情でつぶやいた。
いつもの、Hな話をする時はちょっと照れてしまうなつこさん、じゃなかった。
なつこさんの泣き方が激しくなってきて、涙と言葉がぼろぼろとあふれてきた。
「はる君とHしてても、春ちゃんのことばっかり思い出しちゃうんだよ」
「春ちゃんとは2回しかしてないのに、その時のことばっかり」
「はる君とは、何回も何回もしたのにね。気持ちよくて大好きだったのに」
「春ちゃんとの、全然気持ちよくなれなかったえっちばっかり、思い出してたんだよ」
「春ちゃんを思い出しながら、はる君のちんちんで気持ちよくなってただけなんだよ」
「これっておなにーだよね、私、はる君のちんちんでおなにーしてたんだよ…!」
…なつこさん号泣。この辺から俺も一緒に泣いてしまった。
俺はなつこさんとのHが、自己満足のオナニーだと気付いて反省したことがある。
でも、相手の体を使って、セックスという名のオナニーをしてたのは、なつこさんも?
俺の性欲にとことん応えてくれた彼女がそうだとは、俺にはどうしても思えない。
でもなつこさんにとっては、俺と同じ、自分本位だったのかな…。
初Hの時のことを思い出した。
一回だけ「はるちゃん」って呼ばれた…なつこさん泣いてた…あっ、そういうことか…。
あの時なつこさんは、俺とじゃなくて、「春ちゃん」としてたんだ、多分無意識に。
俺をはるちゃんと呼ばなくなっても、ずっとそのつもりだったのかな。
それをオナニーと表現したのかな。
そうだとしても、それを俺なんかが責める資格はなかった。
もちろん責めるつもりもないけど。
なつこさんのは大事な人を失くした思い出で、俺のはただの子供の我がままなので。
そんなの比べるわけにはいかない。
…今までにないくらいに、なつこさんはたくさん話をした。
「ほんとは、大人になってくはる君を応援していたかった」
「そうなるはずだった春ちゃんだと思って、はる君をそばで応援したかった」
「春ちゃんは社会人になる前にいなくなったから」
「春ちゃんが今もいたら、こんなふうにがんばってるかな、って思った」
「がんばってるはる君が、春ちゃんと重なって、うれしくて、悲しかった」
「えっちなことも、春ちゃんと出来なかった分、はる君とたくさんしたかった」
「今までそうだったけど、これからもそうしたかった」
でも…、と、なつこさんは言った。
「春ちゃんと似てるから好きになったなんて、はる君に悪いよ」
「もう春ちゃんのことは、忘れないといけないと思う、だからもう、…、…、」
いやだ!このままじゃなつこさんがいなくなってしまう。
そろそろ俺のターンにするよ!
「俺に悪い、とか言うなー。俺に悪いかどうかは、俺が決める!」
もういない恋人を背負ってる人を口説くなんて、あれかな、めぞん一刻かな。
でも俺そんな漫画、あらすじしか知らない。
主人公が何やらかっこいいことを言って、管理人さんを射止めたはずだっけ。知らん。
俺は俺の言葉で、なつこさんを引き止めるしかないのか。
精一杯がんばった!
「俺は、春ちゃんという人に、感謝しております」
「俺単品じゃ、なつこさんとこんな楽しい毎日は送れなかったし、子供のままだった」
「こんなバカでも、春ちゃんとのセット販売だからなつこさんは買ってくれた」
「今でも俺子供だけど、ちょっとは成長できた気がする」
「春ちゃんのことは何も知らないけど、でも俺は春ちゃんを忘れないと思う」
「ここまで来れたのは春ちゃんのおかげ。感謝してる。春ちゃんありがとう」
「そしてなつこさんのおかげ。ありがとう。今までとっても楽しかった」
……。あれ?
なんか、お別れの言葉みたいになってる。
そうじゃなくて!
「俺が言いたいのは、なつこさんが俺に気をつかう必要はなくて、えっと…」
「なつこさんにとって大事な人なら、忘れられないことを悩む必要はなくて」
「俺と一緒にいると思い出しちゃうんなら、そのほうが良くて」
「春ちゃんを忘れなくて済むように、俺と一緒にいたほうが良いと思います!」
…もし俺を嫌いになったのも理由なら、ここまで言っても、反論してくるかも。
そんな心配したけど、なつこさんは少し笑ってくれた。
「ばかだなー、はる君はほんとばかだなー(笑)あはー、はーあ」
声出して笑ってた。
俺の必死のしゃべりはかなりあたふたしてて笑えたらしい。
ちょっとは考え直してくれたのかな…。
泣きやんで少し落ち着いてくれたみたいなので、春ちゃんのことを聞いてみた。
「そんなに俺に似てるの?」
似てたの?と過去形で聞かないところが、俺なりの精一杯の気づかいであった!
見た目が似てるらしいのはもうわかってるけど、性格についても
「甘えん坊なとこが似てる」と言ってた。
「あと、えっちなとこも」
俺同様、春ちゃんはベタベタするのが好きだったと。
早くHしたいと、ことあるごとにお願いされてたみたい。
恥ずかしくて何となく先延ばしにしていたら、結果的に2回しかH出来なかったと。
それをなつこさんは後悔していた。
その思いが、俺を甘やかして好きにさせることにつながってしまったのだった。
慣れてると思わせたかったわけじゃないけど、一応先輩として必死にリードもしたと。
むしろなつこさんにとっても初めてのことばっかりだから、勉強の連続。
俺のためと、春ちゃんの思い出をよみがえらせるために、がんばってたんだ。
俺が喜んでるのはなつこさんにとっても、満足できてうれしかったみたいだけど。
でも俺の就職をきっかけに、ちょっと抑えなきゃと思ったわけなんだな。
そして、ちょっと意地悪そうに、なつこさんが言った。
「はる君さらに大人になったみたいだし、これからは、もっと我慢させないとだめかな」
あー!「これからは、」って言った!
なつこさんは謝ってくれた。
「別れようなんて言っちゃってごめん」
俺が入院したので、不安とさびしさと、内罰的?な?どーのこーのが爆発したんだと。
「代わりだなんて言ってごめん」
でもそのことは本心なのであって、撤回することはできないけど、と、さらに謝られた。
「でも、はる君ははる君。春ちゃんとは違うけど、ちゃんとはる君として好きだから」
「これからは代わりだなんて思わないようにする」
そして、「忘れないでいいって言ってくれてありがとう!」
春ちゃんを忘れさせようと努力した男が、以前いたらしいことをあとで知った。
『俺の色に染めてやるぜ』とかか。
俺はそんな器量があるわけないので、そんなこと言えなくてかえってよかったのかな。
そして、また意地悪そうにニヤっと笑って、なつこさんは言った。
「似てるって言っても、はる君は春ちゃんよりかっこよくないし」
「頭も良くないし、足は短いし、ゲーム下手だし、味音痴だし、お尻に毛が生えてるし」
「全然違うもんね。でも、全然だめだけど、これからはきっと大丈夫だよ」
なんかひどいことばかり言われた。乳首小さいくせに。
「何か俺がひとつくらい勝ってるとこないの?…ちんこは!ちんこはっ?」
「あはは、ばかだなー、はる君はほんとばかだなー(笑)」
なつこさんはケタケタ笑って、はっきり答えてくれなかった。
「精神的には春ちゃんが、はる君より大人かな。はる君は、ちんちんだけ大人(笑)」
鈍い俺はよく分からなかったけど、俺のちんこのほうが大人って意味かな…。
「あとは推して知るべし」と言われて、ちんこ押してみたけどやっぱり分からなかった。
なつこさんが言った。
「今日はごめん。また時々泣いちゃうかも知れないけど、いいかな…」
もちろん、いいよと俺は答えた。
なつこさんはちょっと不安な状態になってただけで、別れ話は本気じゃなかったはず。
でも俺が全然否定しなかったら、どうなってたか分からない。
俺がんばった!今日もまたひとつ大人になった!よかった!
とにかくお別れにならなくて、よかったよかった…。
…まだよくない。
なつこさんとHしたくて来たんだった。
「2週間以上たまっているので。どうかお願いします」と頭を下げてみた。
「ばかだなー、はる君はほんとばかだなー(笑)」このせりふ3回目。
空気を読めと言わんばかりに、苦笑いのなつこさんだった。
でも結局一緒にお風呂に入ってくれた。
俺お風呂で大はしゃぎ。
「多分たくさん出るから、中に出したらなつこさん妊娠するよ!」
すると「それは困る」というなつこさん。
すごく溜まってることを表現したかっただけなのに、そんなにはっきり言わんでも。
俺との子供が欲しくないみたいな、何でそんなこと言うの?
と思ってたら、まあ当然なんだけど、「結婚が先でしょ」だと。
「それは俺と、結婚してくれるっていう意味で、いいのかなー」
「………ん」
でもそんなことは、もっと出世してから言いなさいと、さらっと言われた。
それでも勃起ちんこを洗ってくれたなつこさん、あわあわの手でにゅるっと、あっ!
…そのときに出ちゃった。びゅっぶるるーっと。
「あっあ、あー、なつこさんごめん…」
「うあわ。あー、あー、あーあ」
亀頭を包むように握ったなつこさんの、手の中でどっぴゅんどっぴゅん暴れた。
びっくりしたなつこさんの手は、動きが止まってた…。
出てるあいだもしごいてて欲しかったのに。
手だけでいかせてもらうのは、してもらったことなかったからなー。
2週間待機した精子は、何だかもったいない旅立ち方をしてしまった。
あわと混ざってよくわからないけど、精液の量が半端じゃないことはわかった。
AVなんかを見て比べる限り、俺の精液はもともと量が多いように思う。
なつこさんも、比較対象は知らないなりに、俺のは多いと普段から思ってたみたい。
「はる君は…いつも2人分出してるのかも知れないな…」
なつこさんがつぶやいた。
「やっぱ代わりじゃなくて、2人が重なってるんだと思う。それでいいんだよね」
そしてにっこり笑った。乳首は小さかった。
さて!2週間我慢したぶん何回もやるぞと思ったんだけど。
射精を我慢しすぎて精子の製造が滞ったのか、2回目でなんだか萎えてしまった。
精子は頻繁に出し続けないと、作るペースも落ちる?
(医学的な根拠はわからないけど、そんな気がした)
「なつこさん次第だけど、やっぱ毎日お願いしたい!」と言ってみた。
ふう、しょうがないな、とため息をついたなつこさんが、まじめに条件を出した。
「平日は私の部屋に泊まらないこと。午前0時までに自分の部屋に帰ること」
「体調不良で仕事を休んだら、Hのし過ぎと判断する。その時は殴るよ」
「お尻の毛を剃る(剃ってあげるから)」
「ときどき私のごはんを作る(味音痴矯正のため)」
「Hの時、たまにはなつこって呼び捨てにして、Sになって欲しい」
全部の条件に俺は、うんうんとうなずきながら、…あれ?
「最後のSになって欲しいって何」
「そんなの聞かなくていいの!」
「…なつこさんそういうの好きなの?」
「だから聞かなくていいって!」
「…好きなの?」
「…お姉さんキャラは疲れる時もあるよ、はる君の強気でしっかりしたとこも見たいし」
「…。なつこ、ちんこ舐めろ。オチンチンくだしゃいって言えおっ」
「あはー!言えてないし似合わない!でもそういうのちょっと興味ある」
「やっぱ好きなの?」
「だから聞かないで!黙って言うとおりにすればいいの。たまにだよ、たまに」
黙ってたら言うとおりにできないんだけど。
なつこさんが初めて、積極的にHの内容を要求してきた気がする。
とても新鮮な気がした。
「あともう一個お願いがあるよ」となつこさん。
あ、泣いてる。何を言いたいのかは聞くまでもなかった。
「わかってるよ」と抱きしめてあげたら、なつこさんわんわん泣いた。
後日ふとしたきっかけで、なんと俺と春ちゃんが遠縁だったことがわかった。
かなり遠いし薄いんだけど、ご先祖様が同じなので一応血のつながりもあった。
こういうのは、奇跡的な偶然ってほどでもない。
そこそこ田舎だから、意外な人が実は親戚だったっていうのは、珍しくはないので。
そこまで知れば当然、やっぱり確かに亡くなったんだと俺もはっきり知ることになった。
なつこさんは、
「はる君との子供ができたら、春ちゃんの命がつながったことになるんだなあ」
「春ちゃんと、私とはる君がひとつに重なる。うれしい」
ってお墓の前で泣いて喜んでた。
この辺で終わるとハッピーエンドでめでたしぽいので、乳首は小さいけど終わりにしとく。
まさかこのあと、なつこさんの隠れM属性が災いして、寝取られ妻になるとは!
などと言ってみるテスト。
早く子供できないかな…。