大姉ちゃんと小姉ちゃんは普段は仲がいいけど、
キレたり、一度スイッチが入ると大喧嘩になる。
俺がすごく覚えているのは、
大姉ちゃん(中3)、小姉ちゃん(中1)、俺(小5)の時。
原因は何かわからない、どうでもいい。
リビングでつかみ合いの喧嘩になった。
二人とも気が強くて体育系だった。部活もバレー部とバスケ部(関係ないけど)。
相手の髪を掴んだり、引きまわしたり、ケリを入れたりしている。
二人ともギャアギャア何を言っているのかよくわかない。
これでも手加減してると俺は思った。
一度始まると俺に止められるはずがない、何を言っても駄目。
父母がいれば間に入るが、いなければ決着がつくまで終わらない。
大姉に突き飛ばされて小姉がテーブルの角に後頭部を打った。
当たったのはわざとじゃないけど小姉がマジギレした。
大姉のおっぱいを鷲掴みにすると爪を立ててぎゅっと握った。
大姉も反撃に出た。小姉のあごをガッと押さえて小姉の手を振りほどこうとしいてる。
夏だったのでTシャツとタンクトップがめくり上がって
二人のおっぱいが露出している。
大姉のロケットみたいなおっぱいが、むぎゅとつぶされている。
小姉の円錐型のおっぱいも揺れている。
最後は大姉が小姉に「電気あんま」攻撃をかけた。
小姉のおっぱいが小刻みにぷるぷる震えている。
大姉のおっぱいもぶるんぶるん揺れて飛んでいきそうだ。
小姉がああっっ、と叫んで力を抜いてぐったりした。
大姉が、ふんっと勝ち誇ったように小姉の脱げかかっていたズボン
(みたいな短パンかスパッツ?)を脱がした。
小姉のパンツが濡れてシミが広がっていた。お漏らししたようだ。
大姉がぷっと小さく笑うと、小姉のパンツに手をかけて一気に膝のあたりまで降ろした。小姉が、いやぁー、と叫んでシクシク泣き始めた。
どちらか謝るかごめんと言うか、泣けば終了という暗黙のルールがあった。
普段ならパンツなんか簡単に脱がされない。
大姉は小姉のパンツを脱がして完全勝利したかったのだろう。
大姉は部屋を出ていき、小姉は放心状態で泣いている。
俺は小姉のマムコをガン見していた。
毛がぽよぽよ生えている。薄いのでワレメは隠れていない。
小姉が俺に気づいて、なに見てんのよ、スケベ、エッチ、ヘンタイ、エロガキと、
その時に思いついた言葉を全部言ったようだ。
こんな時に俺が反論したり小姉の気持をいじると事態が悪化することを俺は
これまで十分学習済みだった。
俺は無言でキッチンにいって冷蔵庫からジュースを出してコップに注いだ。
リビングに戻って小姉の前にコップを差し出した。
小姉は小さくありがとうと言って、ほとんど一気に飲み干した。
俺は空いたコップを受け取って、まだ飲む?と聞いた。小姉は首を振った。
小姉はまだパンツを膝まで下げた格好だった。
あれだけ言ってたのに・・・。
お漏らしで濡れたパンツを履き直す気はなかったのだろうか。
小姉は落ち着いたのかパンツを脱いだ。
親指と人差し指でパンツをつまんで(汚いものをつまむ感じ)立ち上がった。
俺は小姉がパンツを脱いでいるときも面白半分に、
わざとガン見していた。別に何とも思わなかった。
小姉は何も言わなかった。パンツを持って部屋を出るとき、
照れ隠しなのかお尻をぽりぽり掻いていた。
その時、俺の目の前に小姉がマムコを突き出すように向けた。
ぽよ毛とふっくら、ざっくりのワレメがよく見える。
俺はふざけた感じで人差し指を出して突くように触ろうとした。
その瞬間、小姉からバシッと手ではたかれた。
俺はブッと笑い、小姉もクスクス笑いながら出ていった。
お漏らしパンツを持ってリビングを出ていった小姉。
俺(小5)は小姉がこれからどうするのか興味があって顔だけ廊下に出した。
小姉は上はTシャツ、下はすっぽんぽんの姿でお尻がぷりぷりしていた。
洗面所でパンツを洗い、手で絞って広げ、洗濯機の中に入れた。
えらいじゃん、と俺は思った。そのあとトイレに入った。
小姉はトイレから出ると、Tシャツの裾を引っ張り、ふと一瞬考えた。
そしてTシャツを脱ぐと洗濯機の中に入れた。全裸になってしまった。
俺コナン君は推理した。
大姉とのバトルでTシャツはヨレヨレだ。下着や衣類は自分の部屋にある。
部屋に戻って着替えても、そのTシャツを再び洗濯機の所まで持っていかなければならない。それは面倒だ。かといってヨレヨレTシャツを部屋に置いたままでは、見るたびに敗北を思い知らされて悔しい。それならここで脱いでしまおう、と思ったに違いない。
俺は廊下に出て洗面所に向かった。全裸の小姉と目が合った。
小姉が、いやーん、と腰を引いて片手でマムコを、一方の手でおっぱいを隠した。
さすがにマッパは恥ずかしいのか・・・・・って、全然違う。
わざとそういう仕草をしたのだ。小姉が俺にそんな態度をするわけがない。
しかも俺が本気にしてないことを十分知っていて、からかっているのだ。
俺のところはマンションだから、トイレ、洗面所、洗濯機、脱衣場、風呂場は1ヶ所に集中している。俺はシャワーをすると言って脱ぎ始めた。俺が小姉の裸を見たくて来たわけじゃないというアピールも含んでいた。俺は全裸になった。
小姉はさっさと部屋に戻るかと思ったらそこに立ったまま俺を見ている。
俺はチンコを小姉の前に突きだした。小姉がつまむような手つきで触ろうとした。
その瞬間、俺は小姉の手をバシッとはたいた。
小姉はクックックッと笑いをこらえていた。お約束のコントのようだ。
そのとき小姉がわたしもシャワーを浴びたいな、と独り言のように言った。
俺はボクが先だからねと言った。小姉が一緒に入ろうよ言った。
俺は嫌だと言った。いいじゃん、ちょこっとシャワーで流すだけだからぁ、
と小姉。俺は無視して浴室に入った。すぐに小姉が入ってきた。
元々全裸だから気軽なものだ。大姉との闘いで汗をかいたのだろう。
俺は何を言っても絶対に入ってくると思ったので無視したのだ、やっぱりな。
小姉の円錐型のおっぱいは大姉みたいにロケットおっぱいになるのかなあとか、ぽよぽよの毛とワレメの部分だけ見ていると子供っぽくて可愛いな、とか。
小姉の体格と性格に合わないアンバランスさがおかしかった。
小姉はシャワーヘッドを取ると洗ってあげると言った。
俺はいいよと断ったが、やさしく首筋から肩にシャワーを流しながら素手で洗い始めた。俺はいつもの小姉の様子と違うので何か魂胆があるなと直感した。
少しずつシャワーと手が下に降りて、俺のチソチソを揉むように洗い始めた。
むしろいじらているように感じた。
普段はそんなこと絶対にしない。普段は見せるな、しまえ、とか言っているくせに。
俺コナン君は再び推理した。
なぜかそのとき小姉は俺のチソチソを触りたくなっていた。
理由はよくわからないが、負けた気分転換?、うさ晴らし?、面白半分?、
オヒオヒ、俺のチソチソは小姉にとって癒し系のオモチャかよ。
俺は小姉にチンチンばっか触るなよと怒った。
小姉は平然とした顔で違うわよ洗ってあげているのよ、
と答えていたが、ミエミエの言い訳だ。
ここで俺が調子に乗って小姉の体を触り返したりすると事態が思わぬ方向へと悪化することを俺はこれまで十分学習済みだった。
俺はチソチソを触られて面白くない。
しかも俺はここまで小姉に対してかなりポイントを上回っている。
小姉はこれまでの流れで俺に何か反撃されてもある程度は許容しようと考えていたことは俺コナン君を登場させなくても明らかだった。
俺は洗ってもらえたので先に上がろうとした。
小姉はまだシャワーを浴びている。
俺は浴室から出るとき、カンチョー!と言って小姉を突いた。
小姉のゲッ!という言葉を背中で聞きながら出た。
追いかけられることはなかった。
俺が脱衣場でバスタオルで拭いて服を着ているときに小姉が上がってきて言った。
「もぉ、モロはやめな、マンチョ(小姉の言葉)に入ったじゃん」と。
顔は笑っていたので怒ってはいないようだ。
(中1の女子が「マンチョ」と言うかと思うが大姉の影響か、
家の中、弟に対してだけか、よくわからない。当時の俺も言葉は理解していた)
実は小姉へのカンチョーはわざとだった。
もちろんモロなので軽く突こうとした。
しかし、マジにストライクさせるなら俺と小姉の背の高さ、
角度や位置などが難しい。それにモロに入ってウンチなんか付いたら最悪だ。
俺はタイミングを計っていた。マムコなら的(まと)は長くて突きやすい。
俺は小姉の背後にいて、小姉が少しかかんだ時、
むにゅっとしたマムコが見えたのでカンチョーしたのだ。
わざわざ「カンチョー!」と言ったのは、
「これはカンチョー、外れたのは偶然」というつもりだ。
軽く突いたつもりだったが、意外にすぼっと入って少し驚いた。
マムコの奥は深いのかな、なんだろう、とその時は素朴に感じた。
小姉も俺も遊び半分だったのでエッチな気持は全然なかった。
小姉は「ったく(今日は)電気あんまとカンチョーかよ」とブツブツつぶやいていた。俺は笑いをこらえるのに必死だった。
ずっと後になって、ふと思い出して小姉に聞いたことがあった。
婚約者がいて結婚間近な頃だ。ほとんど憶えていないようだった。
もちろん「わざと」は伏せた。小姉は「へぇー、初体験のとき血が出なかったのは、あんとき○君(俺のこと)が破ったせいだな」と腹をかかえて笑っていた。