天使か悪魔かと問われれば、迷うことなく「悪魔」と答えるでしょう。
小生のセフレであるところの、元デリヘル嬢の小西真奈美似の美少女のことです。
思うに当時デリヘル嬢だった彼女に中出しをしてしまい、その後、カラオケボックスの中や満員電車の中でも散々中出しをしては、彼女の人生を狂わせてしまったのはかくゆうこの私です。
結局彼女は、妊娠することはなかったのですが、それはあくまで物理的な意味においてであり、その実やはり孕んでいたのではないでしょうか。
今にして思えば、最初の中出しの時、すでに彼女は精神的に小生の子供を宿していたのです。
あれ以降、小生は度々彼女のマンションに遊びに行くようになりました。
当時彼女は代々木上原近くのシュア専用マンションに、友達と同居していました。
彼女のルームメイトは高校時代のクラスメートとかで、小生が行くときは気を利かせて部屋を空けてくれます。
ちなみにその友達というのは、キャバクラのキャストいわいるキャバ嬢で、ロリ系の彼女とは正反対の大人びた「イイ女」でした。
それまで写真でしか顔を見たことがありませんでしたが、それでも匂うような色気を感じます。
これは店でもかなりの人気姫だろうと思っていると、彼女の話によるとお店のNo1ということでした。
それから何度か彼女の部屋でコトに及んだ小生たちではありましたが、どうにも彼女の様子が芳しくありません。
最初の行為のときのような燃えるものが感じられないのです。
どうしたものかなと思っている頃、突然彼女から呼び出しの電話がありました。
「ねえ、今ヒマ。ちょっと来てほしいんだ」
丁度仕事から帰って一息入れていたところです。
ヒマといえばヒマですが、わざわざ出掛けていくのは少々かったるいところです。
「お願い。どうしても逢いたいの・・・」
そう哀願されては仕方がありません。
小生はしぶしぶ彼女のマンションまで車を飛ばしました。
マンションに着くと彼女は飛びついてきて、
「あん、来てくれたんだ」
と、満面の笑みで迎えてくれました。
その笑顔があまりにも可愛らしかったものですから、思わず抱きしめてしまいました。
わざわざここまでやって来たかいがあったというものです。
上を向いた彼女の唇に唇を重ねようとした時、電話が鳴り出しました。
「あ、ちょっと待ってね。部屋に入ってて」
彼女たちのマンションは、真ん中にあるリビングやキッチンの共有スペースを挟んで、向かって右側に彼女の部屋、左が友達のキャバ嬢の部屋となっているのです。
何度もお邪魔したことのある部屋です、言われた通りベットに座って待ってると、すぐに彼女は戻って来てぴったり身体を寄せてきます。
「何の電話?」
「うん、友達から。遅くなるって、だからゆっくり出来るね」
ははぁん、それがわかっているから呼び出したのか。
妙に納得して、それではとコトに及ぶことにし、彼女の太もも辺りに手を伸ばしました。
すると妙な違和感を覚えます。
彼女は高校時代からのこだわりで、冬でもミニやホットパンツ以外は履かない女の子なのですが、その日は何故か足首まで隠れるロングのスカートを履いていたのです。
「わかった? たまには気分転換にいいでしょ」
気分転換はいいのですが、長いスカートだと脱がせるのにも苦労します。
どうせ裸になるのに、何で今日に限ってそんな面倒くさいスカートを履くのでしょう。
まあ、どうでもいいことです。
小生、長いスカートを捲くって、しなやかな太ももに指を這わせました。
彼女は早くも感じ始めたようで、熱い吐息を吐きながらベットに腰掛けた小生の股間に顔を埋めます。
美少女のしっとりとした舌先が小生の堅くなったモノに絡みつき、柔らかい唇が太い幹を丁寧になめ上げます。
背筋を駆け上がる快感に思わず声が漏れてしまいます。
「あたしも・・・して」
小生をベットに押し倒すと、捲り上げたスカートを顔にかぶせてシックスナインを要求します。
小生は喉の奥で声を挙げながら、パンティを引き下ろすとその冷たいピップに顔を押し付けるようにして、彼女のアソコに舌を這わせました。
「う、・・ううん・・・」
彼女も声を殺しながら身を捩っています。
「・・・入れる、よ」
彼女の尻が顔から股間に移動しました。
小生のいきり立った熱いイチモツに、冷たい少女のピップが覆いかぶさってきます。
後背騎乗位の形で小生たちは結合しました。
もちろん生でです。
この頃には彼女はピルを常用していたので、日常的にナマで嵌めているのです。
彼女がゆっくり腰を動かし始め、快感が高まり始めた時、ふいに玄関のドアがガチャガチャと音をたてました。
誰かが部屋に入ろうとしているのです。
「ヤバ、友達が帰って来たよ」
このときの小生たちの体勢は、ベットに対して横向きに腰掛けた小生の腰に彼女が腰を降ろし、お互いの顔を開け放たれた扉の方に向けています。
開け放たれた扉の向こうは共有スペースのリビングで、その左側がすぐに玄関になっています。
つまり部屋に入った友達がちょっと右を向いただけで、アソコをピッタリ密着させた小生たちとご対面と相成るわけです。
時間が凍りつきました。
「ねえ、居る? 帰っているんでしょ」
若い女の声がします。
友達がリビングに入って彼女を探しているのです。
「寝て! 早く!」
彼女は小生をベットに押し倒すと、毛布で上半身を隠しました。
同時にロングのスカートの裾を降ろして、ふたりの重なった脚を覆います。
つまり彼女は小生の上に鞍がりながらも、ベットの上に腰掛けているふうを装っているのです。
「なんだ。やっぱ帰ってたんだ」
なんとか気付かれなかったようですが、小生の胸はドキドキ高鳴っています。
友達にしてみれば、単にベットに腰掛けた彼女と話しているつもりなのでしょうが、その実彼女の腰の下には小生が横たわっていて、しかもふたりのアソコはしっかりと結合しているのです。
その光景を、ちょっと想像して見て下さい。
目も眩むようなシチレーションに、小生不謹慎ながら興奮してしまいまい、彼女の膣に潜り込んだイチモツは更に高度を増します。。
それにしても、こんな状態のままそうそう長く誤魔化せるとも思えません。
もしもバレたら小生はどうなるのでしょう。
彼女は何と言い訳をするつもりなのでしょう。
「なあに、さっきの電話」
「ううん、何でも。ちょっと寂しかったから、かな」
「そうなの」
何の話をしてるんだ?
話の内容を聞き取ろうと少し身を捩りました。
その瞬間、先端が奥に届いたらしく、彼女は思わず「ウッ」と声を漏らしてしまいました。
「うん? どうした」
「ちょっと・・・おなか、痛くて」
嘘の天才です。
「そう、ちょっと待って。薬持って来るから」
そういって、友達は自分の部屋に入っていきます。
それを待ち兼ねたかのように、彼女は結合している部分を揺すり始めました。
「おいおい、だめだよ。すぐに帰ってくるし、抜かないと」
「だめ・・・抜いちゃダメ。・・・気持ちいいの・・・」
彼女はもはや友達のことなどすっかり忘れたかのように、目の前の行為に没頭しています。
小生気が気ではなかったのですが、その腰の動きのいやらしさ、締め付けの素晴らしさに我を忘れそうでした。
兎に角、今のままの状態では、自分の部屋をでた友達にモロ見えです。
何とか体勢を変えねばと思い、結合したままベットから立ち上がると、彼女の身体を扉の陰のファンシーケースに押し付けるようにして身を隠しました。
その弾みでイチモツは彼女の膣の奥深くまで届き、たまらない快感が走ります。
頭の中が真っ白になり少女の腰に手をまわすと、矢も盾もたまらずバックからピストンし始めました。
そのとき小生は一匹のケモノに成り下がっていたのでしょう。
後先も考えず、目の前の快楽にその身をゆだねていたのです。
なんという背徳的な。なんという倒錯的な。
しびれるような快感の波。蕩けるような悦楽の嵐・・・
小生は痙攣するように身を震わせている美少女の膣内に喜悦の一撃を放っていました。
しかし…
目も眩むような小生の瞳に飛び込んできた光景は、部屋の扉の外に立ち尽くし、愕然とふたりを見下ろしている写真の女。
彼女のルームメイトだったのです!
ルームメイトの口が大きく開かれ、絞め殺されるような悲鳴をあげるのを、スローモーションのように眺めていました。
彼女に小生はどう写ったでしょう。
話には何度も聴いていますが、顔を合わせるのは今日がはじめてです。
小生のセフレであるところの、彼女の友達は絶頂に達してしまい失神状態です。
見方によっては小生が殺してしまったと見えても仕方ありません。
こんな状況において、どういういい訳があるというのでしょう。
「ち、違うんだ」
小生はパニック状態になりながらも、なんとかこの事態を収めようと、そちらの方に近づきました。
小生のモノは少女の体内から抜け落ち、友達の方に跳ね上がります。
自分でも驚いたことには、その時点で小生まだ射精の途中だったのです。
いきり立った小生のイチモツから飛び出した精液は、友達の衣服や顔にまでにも飛び散りました。
「ま、待ってくれ。違うんだ、これは・・・」
小生、必死に弁解しようとしますが、彼女は悲鳴を上げ続けながらリビングの方に逃げ出します。
無理もありません。
股間から隆々としたものを立ち上がらせたいやらしい中年の親父が、そのイチモツから精液を滴らせながら迫って来るのです!
その恐怖は筆舌に尽くせぬものがあるでしょう。
ふいにその顔から恐怖の表情が消えました。
キッチンのカウンターにあった果物ナイフを逆手に掴むと、凄まじい目で小生を睨みつけます。
瞳には開き直った殺意の色がハッキリ感じられるのですが、不覚にも小生はその凄惨な表情を「美しい」と感じてしまいました。
後にその娘が地元では有名なヤンキーで、過去何度も傷害事件を起していることを聞かされて、改めて震え上がったものです。
「ブッ殺す・・・!」
果物ナイフを振り上げたその身体に、意識を取り戻した彼女が泣きながらしがみついて来ました。
「ちがうの。ちがうの。違うのォ!!」
その顔を呆然と見詰めながら、友達のヤンキー娘が言った、なんとも的外れな、尚且つ的確に的を得たセリフを、小生は未だにハッキリと覚えています。
「あんた・・・、生きてたの?」
その後のことは小生、あまり良くは覚えていません。
「とりあえず家に帰ってて」という彼女の言葉を背に帰路についたはずですが、どこをどう帰ったのかさえ記憶にありません。
家に帰ってからも身体の震えが止まらぬまま、なにやら取り止めのないことをあれこれ考えていたようです。
今にも警察が家のドアを叩くのではないかと思うと、恐怖で眠れぬ夜を送りました。
幸いなことに警察は来ず。彼女との連絡もパタリと途絶えました。
考える時間だけは腐るほどありましたので、事件の当時感じたいくつかの腑に落ちない出来事を反芻していました。
あの日に限って、何故彼女はすぐ来てほしいと言ったのか?
直前に携帯で「遅くなる」と言っていたはずの友達が、何故すぐに帰ってきたのか?
そしてミニスカート派の彼女が、何であの日に限ってロングのスカートを履いていたのか?
そういえば、結果的にあのスカートのお陰で助かったようなものです。
ミニスカートでは彼女を膝に乗せた小生の脚までは隠すことが出来ず、その時点でバレていたでしょうから。・・・
そこまで考えて、小生はある恐ろしい考えに思い当たりました。
そうこうしているうちに、約10日振りに彼女からのメールが届きました。
小生どうしても確かめたいことがあったので、渋谷で彼女と待ち合わせをすることにしました。
「あのときはゴメンね。大変だったよね。あたしもさ、すっごい怒られちゃった」
少しも反省の色がありません。
「おまえさ、わざとやったろう。友達が帰ってくることを知っていて、わざと俺たちの行為を見せ付けたんだろう」
「エヘッ、バレちった」
「バレちゃったって・・・お前ね」
小生あきれて言葉が続きません。
「なんだっでそんなことをしたんだ?」
「だってスリルがなくっちゃ気持ちいくないんだもん。おじさんだってそうでしょ。あの時・・・友達が部屋に入ってきたとき、おじさんの凄く大きく堅くなったよ。ああ、あたしと同じだって思った」
「・・・・」
小生には返す言葉がありませんでした。
確かにあのとき小生の興奮は頂点に達していたのです。
天使か悪魔かと問われれば、迷うことなく「悪魔」と答えます。
小生はとんでもない魔女を、この世に誕生させてしまったのかも知れません。
でもそれは仕方のないことなのです。
なにせ小生は「幻魔大王」なのですから。
結局、小生は彼女とは離れられませんでした。
もしかしたら、悪魔に魅入られるというのはこういうことなのかも知れません。
これで彼女との出会いの話はおしまいです。
言ってみれば魔少女降臨編とでもいったところでしょうか。
それでも彼女との付き合いはまだ続いているわけですし、彼女の性癖もますます過激さを増しています。
いつの日にか、そのことについても話す日がくるかも知れません。
もっともそれまで小生の身がもてば、の話なのですが・・・・